「WeddingNews」/オリジナルライフ株式会社様へのReproソリューション導入事例|Repro(リプロ)
左から オリジナルライフ株式会社 景山萌子様、Repro株式会社 土田裕次郎

「ユーザーに意味のある情報だと思ってもらえるか」花嫁の行動を起点にしたきめ細かなセグメント配信を、メール・LINEで実現

「WeddingNews」/オリジナルライフ株式会社

業種/サービス:ヘルスケア・ライフスタイル

課題

・アプリのデータとメール・LINE配信基盤が分断。CVが可視化できずPDCAが回せなかった
・セグメント抽出のたびに発生するエンジニアへの依存とリードタイム
・一部のユーザーに通知が集中し、「通知が多い」という不満も

導入

・アプリ内の行動データやユーザー情報をメール・LINEに連携できる
・メールとLINEを同一のプラットフォームで管理することで運用効率とユーザー体験を両立
・専門知識がない現場のメンバーでも直感的に操作できるUI

効果

・施策のバリエーションが拡大。施策数も単純計算で10倍以上に増加
・配信設定工数の削減と運用体制の拡大
・コンバージョンの可視化により施策改善の精度が向上

はじめに

オリジナルライフ株式会社が運営する、Z世代を中心とした花嫁に支持される結婚準備アプリ「WeddingNews」への「Repro Mail」「Repro for LINE」導入事例です。

同社では「パーソナライズとセグメント配信」をマーケティングの軸に据えています。しかしメール・LINE配信においては、「アプリ内の行動データと配信基盤の分断」や「セグメント抽出のたびに発生するエンジニアへの依存とリードタイム」といった課題が、その理想の実現を阻んでいました。これらを解決し、ユーザー一人ひとりの状況に応じたコミュニケーションを届けるため、マルチチャネル統合マーケティングオートメーション「Repro MA」のメールマーケティングパッケージ「Repro Mail」およびLINEメッセージ配信パッケージ「Repro for LINE」へのシステムリプレイスを決断。すでにアプリ側で活用していたRepro Appのユーザー行動データを起点に、メールとLINEを同一プラットフォームで一元管理・運用できる体制を構築しました。

本記事では、既存システムからの切り替えを決断した背景から移行プロセス、具体的な成果まで、同社のプロダクト&グロース部 グロースマネジメントG マネージャーの景山萌子様に詳しくお話をうかがいました。

app「WeddingNews(2026年7月29日時点)」iOSAndroid
 花嫁のリアルな声から生まれた、結婚準備の総合アプリ。アプリ累計90万DL、全花嫁の約33%が利用する規模を誇り、1万人以上の先輩花嫁のリアルな声やオリジナル記事もとにした情報発信で、多くの「プレ花嫁」からの支持を集めています。 

メール・LINEマーケティングを実施する目的
「パーソナライズとセグメントを細かく切っていく」。花嫁の“今”に届けるという方針

【写真】オリジナルライフ株式会社 プロダクト&グロース部 グロースマネジメントG マネージャー 景山萌子様

——アプリ中心の「WeddingNews」において、メールとLINEというチャネルが果たしている役割をお教えください。

景山 アプリを日常的にご利用いただいているアクティブユーザーには、プッシュ通知やアプリ内メッセージで情報がしっかり届きます。一方で、プッシュ通知をオンにされていない方や、しばらくアプリを開いていない方には、こちらからお届けする手段が限られてしまいます。そうした接点が薄くなりがちなユーザーとの関係を維持・再構築するために、メールとLINEが重要な導線として機能しています。

WeddingNewsは、プロポーズから入籍、結婚式準備、ハネムーンまで、結婚にまつわるさまざまなフェーズで長くご利用いただけるサービスです。一方で、例えば「入籍準備のためにアプリをダウンロードした」という場合、目的を達成すると利用頻度が下がってしまうケースも少なくありません。

そのため、目的を達成したあともその時々のフェーズに合った情報をお届けしながら、次の検討ステップへ自然につなげていくことが重要だと考えています。基本的にはメールやプッシュ通知を主軸としつつ、反応の良かった内容やエリアに特化した情報を厳選してLINEで配信するなど、チャネルごとの特性を活かして使い分けています。

――WeddingNewsのデジタルマーケティングにおいて、特に力を入れている点をお教えください。

景山 会社として今もっとも注力しているのが、パーソナライズとセグメント配信を適切に、細かく行っていくことです。

先輩花嫁の体験談を聞いていると、実は共通する「後悔」のパターンが多いんです。その後悔を未然に防げるような情報を、ユーザーに適切なタイミングで届けることが重要なサービス価値と考えています。一方で、たとえば入籍を挙式当日にしたい方もいれば、事前に入籍を済ませる方がいるなど、結婚準備は人によって進み方が本当に様々です。そのため、一人ひとりの状況に対して「適切なタイミングで、その人にとって意味のある情報」を届けることが、年々難しくなっています。

そこで、アプリ内のさまざまな行動を起点に「この方は今この段階にいる」と把握し、セグメントを細かく分けて配信することを強く意識しています。たとえば式場をクリップされたら、式場探しへの検討が進んでいるサインですし、同じページを何度もご覧になっているとしたら、今まさにそこで迷っているサインかもしれません。そうした行動をイベントとして捉え、一人ひとりに寄り添った配信へとつなげています。この方針をどこまで実行できるかが、私たちのマーケティングの生命線だと考えています。

Repro Mail、Repro for LINE導入前に抱えていた課題
セグメント配信の理想と、開発依存という現実のギャップ

【写真】オリジナルライフ株式会社 プロダクト&グロース部 グロースマネジメントG マネージャー 景山萌子様

――Repro Mail、Repro for LINEの導入以前には別のシステムを使われていたそうですが、当時メール・LINEの運用で抱えていた課題について教えてください。

景山 今お話ししたようなセグメント配信を理想としていたものの、以前の環境ではそれを思うように実現できていませんでした。

まず、セグメント抽出がエンジニアへの依存になっていたことが挙げられます。エリア別やユーザーの準備状況別に細かく配信しようとするたびに、社内のエンジニアにデータベースからSQLでリストを抽出してもらう必要がありました。そのため、スピード感のある施策を打つことが難しい状態だったんです。

さらに、コンバージョンの可視化ができていなかったことも課題でした。開封率やCTRまでは計測できても、その先の式場見学予約や指輪予約、キャンペーン応募といった成果までは追いきれませんでした。予約データとクリックデータが別々のツールに分かれており、手動でスプレッドシートに突合してレポートを作成していたため、振り返りは月1回程度が限界で、PDCAのスピードを上げられずにいました。

また、セグメントをうまく切れていなかったことで一部のユーザーに通知が集中することがあり、実際に「通知が多い」というユーザーからのご不満もいただいていました。

――課題が明確になるなか、どのようなきっかけでReproのメール・LINE配信の活用を検討され始めたのでしょうか。

景山 いくつかのツールを比較検討していたのですが、Reproさん側の担当が土田さんに変わったタイミングで、LINEとメールの一元管理についてご提案をいただいたんです。まさにツールを探している最中だったので、本当に絶妙なタイミングでした。

土田(Repro) 1年半ほど前、ちょうど私がWeddingNews様を担当し始めたばかりのタイミングでした。貴社の課題感に寄り添う形で、具体的な機能と施策をあわせてご提案させていただいたのですが、ちょうど検討されていた時期と合致して、本当に良かったです。

Repro Mail、Repro for LINE導入の決め手
アプリと同じ基盤でメール・LINEを。前倒しの移行と、信頼を深めたReproの伴走

【写真】オリジナルライフ株式会社 プロダクト&グロース部 グロースマネジメントG マネージャー 景山萌子様

――数あるツールの中で、なぜRepro MailおよびRepro for LINEを選ばれたのでしょうか。決め手をお教えください。

景山 最大の決め手は、もともとRepro(Repro App)を活用していたこともあり、アプリ内の行動データやユーザー情報を、そのままメール・LINEにも連携できることでした。

Repro上には式場のクリップや特定ページの閲覧といったユーザー情報がすでに蓄積されていたため、新たにデータ連携用のバッチ処理を組んだり、開発をやり直したりする必要がなく、既存データや仕組みをそのまま活用してメール・LINE配信を始められることが大きなメリットでした。

加えて、メールとLINEを同一のプラットフォームで管理することにより、たとえば「メールを開封した人にはLINEを送らない」といったチャネルをまたいだ制御ができます。LINEは配信コストが高いため、無駄な配信をできるだけ抑えたいという課題がありましたが、配信ツールを一か所にまとめることで無駄打ちが減らせるうえ、ユーザーへの過剰な通知も防ぐことができます。こうした運用効率とユーザー体験の両立ができる点が、導入を決めた大きな理由でした。

さらにReproの管理画面が、エンジニアではない社内メンバーでも操作できるほど使いやすかったため、同じUIでメールとLINEも運用できる、つまり専門知識がなくても現場で設定できるという点も大きな安心材料でした。

――別のツールからのリプレイスや初期セットアップにおいて、苦労した点やReproのサポート体制の印象についてお教えください。

景山 正直なところ、社内にメール配信ツールの導入についての十分な知見がなかったことが、いちばんの気がかりでした。とはいえ、Reproさんが手順やスケジュールをすべて引いてくださっていたので、基本的にはその通りに進めれば問題ありませんでした。

スケジュール面でも、当初いただいていた想定に対して、こちらから「できるだけ前倒しで進めたい」とお願いしたのですが、Reproさんもそれに柔軟に応えてくださって。契約から初期設定まで、当初の想定よりかなり短い期間で移行を完了できました。細かなやり取りを重ねながら進められたことも、とても心強かったです。

実は移行の過程で、初回配信の設定まわりで想定外の事象が起きてしまい、メールの処理が思うように進まなくなったことがありました。夜間にご相談したのですが、そのときも土田さんをはじめとするReproのみなさんがすぐに状況を把握してくださって。

土田(Repro) 初回のセットアップまわりは私たちのご支援も十分ではなかった部分がありましたので、事象が起きてすぐに影響範囲を洗い出し、リカバリー対応にあたらせていただきました。

景山 何かあったときにすぐ反応していただけるという安心感は、私だけでなく社内のエンジニア陣も含めて「Reproさんは本当に信頼できるパートナーだ」と実感する、大きなきっかけになりました。

Repro Mail、Repro for LINEの効果と期待
単純計算で10倍の配信エリア拡大、そして「クリックの先」が見えた

【写真】オリジナルライフ株式会社 プロダクト&グロース部 グロースマネジメントG マネージャー 景山萌子様

――導入からしばらく運用されて、どのような成果や使い勝手の改善を感じていらっしゃいますか。

景山 大きく3つの効果を実感しています。ひとつ目は、配信設定工数の削減と運用体制の拡大です。以前はメール1通の作成・設定に1時間ほどかかっていましたが、現在は30分ほどに短縮されました。UIが直観的で使いやすいため、これまで私ひとりで担っていた配信作業を、今では社内の5〜6人が並行して作成・設定できる体制へと広げられています。

ふたつ目は、施策のバリエーションが大きく広がったことです。以前は簡単にセグメント配信ができなかったため、メインエリア1本しか送れないような状態だったのが、現在はエリアごとに最適な内容を配信できるようになり、施策数も単純計算で10倍以上に増えました。

ユーザーにとっては、自分が住んでいるエリアの式場情報でなければ見る意味がありませんし、エリアごとの特性も無視できません。たとえばホテルの高級感が喜ばれるエリア、リゾート挙式が人気のエリア、会費制の結婚式が根づいているエリアなど、そもそも訴求すべき内容が土地柄によって異なります。こうした違いにきめ細かく対応できるようになったことは、非常に大きな変化です。エンジニアに依頼しなければ組めなかったステップメールも、今後20本程度まで拡充しようと準備を進めています。

もうひとつ、コンバージョンの可視化によって施策改善の精度が高まったことです。開封やクリックだけでなく、その先で実際にどれだけの式場予約やキャンペーン応募が発生したかまで、Reproの管理画面上で一元的に把握できるようになりました。たとえば開封率やクリック率は非常に高いものの、そこからの予約にはほとんどつながっていない配信があることが明らかになり、「メールの内容そのものに課題があるのか、それとも特典などの訴求を見直すべきか」といった次の改善策を、現場主導で素早く組み立てられるようになりました。データが分断されていた以前の環境では、実現できなかったことです。

――今後、Repro MAを活用して実施していきたい施策や期待についてお教えください。

景山 今後は、データ連携を可能にする機能を活用して、Repro上でのユーザー行動をより細かく分析し、さらにパーソナライズ化された配信を行っていきたいと考えています。

また、これまでは単発の配信設定が中心でしたので、まだ十分に活用できていない「シナリオ配信」を本格的に稼働させていきたいと考えています。「初回メールを開封したものの、クリックには至らなかった方にのみ2回目を配信する」「メールを開封した方にはLINEを送らない」といったクロスチャネルの制御を活用し、配信数を抑えてコストを最適化しながら、ユーザー体験の向上も図っていきたいです。

現在では当社のエンジニア陣とReproさんのサポートチームが、直接密なやり取りをするほど、信頼関係が深まっています。今後とも、一過性のツールとしてではなく、一緒にプロダクトとマーケティングを成長させていく心強い伴走者として、並走を期待しています。

※本記事は2026年7月17日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。

アプリとWebの
売上最大化ツール
「Repro(リプロ)」

サービス資料をダウンロードする 担当者に問い合わせる

アプリとWebの
売上最大化ツール
「Repro(リプロ)」

サービス資料をダウンロードする 担当者に問い合わせる

PAGE TOP