「表示速度を『改善しない』という選択肢はない」。リソース不足の壁を破ったのはタグを入れるだけのRepro Booster
左から、株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長 和田雄一郎様、Repro株式会社 Solution Sales Div. 林一真、Business Development Div. 孫健真

「表示速度を『改善しない』という選択肢はない」。リソース不足の壁を破ったのはタグを入れるだけのRepro Booster

「アガット 公式オンラインストア」「ノジェス 公式オンラインストア」「ベルシオラ 公式オンラインストア」/株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー

業種/サービス: EC・ネットショップ

【Repro Boosterによるサイトスピード改善効果】

【動画】」「アガット 公式オンラインストア」におけるRepro Boosterのサイトスピード改善効果※Google Chromeのエミュレーション機能を用い、スロットリング16Mbpsで撮影。

【モバイル(アガット 公式オンラインストア)】
FCP(First Contentful Paint)33%改善(0.46秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint)26%改善(0.32秒短縮)

【PC(アガット 公式オンラインストア)】
FCP(First Contentful Paint)41%改善(0.34秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint)21%改善(0.21秒短縮)


はじめに

株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニーは、「agete」「NOJESS」「BELLESIORA」「LAMBDA」などの個性豊かなジュエリーブランドを国内外で展開しています。
1990年のデビュー以来、その時々の女性の生き方やファッションといった時代の流れを映しながら、常に新しいファッションジュエリーを提案し続けている代表ブランドのageteをはじめ、時代をとらえて変化を続けながら、ひとつひとつに個性があるジュエリーを提案するNOJESS、上質なダイヤモンドと洗練されたデザインで、豊かな日常を提案するファッション・ファイン・ジュエリーBELLESIORA、性別や年齢の枠を超えボーダーレスなジュエリーLAMBDAなど、「自由な発想で新しいモノ・コトを創造する」ことを大切に、ブランドの世界観を表現しています。

今回は、株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長の和田雄一郎様に、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」導入の経緯と成果についてお話をうかがいました。

【図】「アガット 公式オンラインストア」「ノジェス 公式オンラインストア」「ベルシオラ 公式オンラインストア」のスクリーンショットアガット 公式オンラインストア
ノジェス 公式オンラインストア
ベルシオラ 公式オンラインストア
(2024年8月6日時点)

店舗水準の体験を目指すなら、表示速度を「改善しない」という選択肢はない

【写真】株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長の和田雄一郎様がインタビューを受けている

――ジュエリーブランドは、店舗での接客が洗練されていて、顧客体験をとても大切にしているイメージがあります。和田様が担当されている「ECサイト」に限定した場合、どのようなコミュニケーションや顧客体験が理想とお考えでしょうか。

シンプルに表現するなら「店舗と同じ水準のサービスを提供する」ことに尽きると思います。ジュエリーの場合、高額な商品もありますし、「見て、触って、つけて」から購入したいというニーズが他の商品よりも強いのです。だからこそ店舗では、一人ひとりのお客様に寄り添って接客をするわけです。限界はあるにせよ、ECサイトの体験をどれだけ店舗に近づけられるかを日々考えながら改善を重ねています。

接客の面でいうとMA(マーケティングオートメーション)ツールを導入したり。「見て、触って、つけて」という観点では、輝きや質感までを伝えられるような高画質な写真を掲載するのは当然です。加えて、サイトに掲載されている写真に近い色味の商品がお客様の手に届くよう物流を整備したり、返品無料キャンペーンを企画したりしています。特に弊社は天然石をあしらった商品も多く、それぞれの石に個性があるものですから。

――ご導入いただいた「Repro Booster」はWebサイトの表示速度を改善するためのツールです。どのような狙いがあったのでしょうか。

店舗に置き換えるとわかりやすいのですが、Webサイトの表示速度が遅いという状態は、接客時にお客様を待たせている状態と同じです。手に取りたい商品があってショーケースをご覧になっているときに、スタッフがお声がけもせずにお客様を放置するなんてことはあり得ませんよね。必ずお声がけをして、お目当ての商品を差し出すはずなのです。

そう考えると「遅い=悪」なんですよね。爆速にしたいと思っているわけではないのですが、「改善しない」という選択肢がないものという認識でした。社内でも「サイトが遅い」という声が上がっていました。私たちのブランドが提供する価値、それを損なってしまう可能性のある課題だったのです。

リソース不足、施策の不確実性。速度改善のハードルをRepro Boosterは超えられた

【写真】株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長の和田雄一郎様がインタビューを受けている

――Webサイトの表示速度改善には様々な手法がありますが、Repro Boosterを選んでいただいた決め手をお教えいただけますでしょうか。

Webサイトの速度改善に取り組まなければならないことはわかっていました。ツールやフォント、画像サイズの影響やその改善方法をECプラットフォームのベンダーさんと話し合ってもいました。

ただ、本格的にリソースを割けない状況が続いていたのです。お客様の体験をより直接的に損なう課題の解消に注力する必要があり、優先度を上げられなかったからです。加えて、Webサイトの表示速度改善には、改善方法や効果に不確実性が高いという側面もありました。

そんなときにRepro Boosterを見つけたんです。実際にお話を聞いてみると、「タグを入れるだけなので、開発工数も運用工数もかからない」とのことでした。事前に導入前後の比較動画を見せていただけたのも良かった。このツールは弊社でボトルネックになっていたリソース不足や「どうするのが正しいのかがわからない」という疑問を一度に解決してくれるツールだと思えたわけです。

社内で検討を進めるなかで、ブランドを直接担当するチームの賛同を得られたのも大きかったです。一番にブランドを愛し、その価値を追求しているメンバーですから。

やってみないと効果がわからないというのは事実。「タグを入れるだけで本当に早くなるの?」と半信半疑な部分もありました。しかし、開発・運用リソースの負担はない。だったらやってみるべきだと決断したのです。

社内からも「速くなった」の声。+αのコンサルティング要素がありがたい

【写真】株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長の和田雄一郎様がインタビューを受けている

――半信半疑の状態で導入いただいたRepro Booster。実際の成果はいかがでしょうか。

定量的な面でいうと、「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」の指標であるLCP、さらにFCPの数値は大きく改善しています。CVRや直帰率などの指標については、外的要因やその他施策の影響があるので、Repro Booster導入の成果とは明言できませんが、導入したいずれのサイトでも底上げされている感覚はあります。

■株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー様でのFCP・LCP改善実績

サイト名 デバイス LCP改善率 FCP改善率
アガット 公式オンラインストア モバイル 33%
(0.46秒短縮)
26%
(0.32秒短縮)
PC 41%
(0.34秒短縮)
21%
(0.21秒短縮)
ノジェス 公式オンラインストア モバイル 20%
(0.40秒短縮)
17%
(0.39秒短縮)
PC 20%
(0.35秒短縮)
22%
(0.46秒短縮)
ベルシオラ 公式オンラインストア モバイル 31%
(0.35秒短縮)
29%
(0.50秒短縮)
PC 45%
(0.46秒短縮)
23%
(0.34秒短縮)

体感的にも明らかにページ遷移は速くなっていて、個人的な評価は◎ですね。定期的にサザビーリーグ全体の共有会があるのですが、Repro Booster導入についても発表させていただきました。他のカンパニーのブランド・EC担当者から「速くなったよね」「Repro Boosterってどうなの?」と声をかけてもらったりしています。

やはり、どのブランドも表示速度の遅さは課題視していたんですね。先進的な情報を共有できて、もしかするとサザビーリーグ全体のブランド価値向上に貢献できるかもしれないと考えると、良い取り組みができたと考えています。

――リソースの課題を挙げていらっしゃいましたが、導入時、運用時の負担についてはどのように評価されていますか?

導入にあたって、弊社には一切の負担がありませんでした。タグを挿入するだけなので、ReproさんとECプラットフォームのベンダーさんで完結しています。運用についても、これまで工数ゼロで済んでいます。チューニングもレポートもReproさんにお任せしています。

むしろ期待以上の支援をしていただいているイメージです。ツールベンダーさんは、「導入したらおしまい」というケースが多いと思うんです。ところがReproさんからは、ツールの枠を飛び越えて、コンサルティングに近いアドバイスをいただいています。実際にいただいたアドバイスを基に、フォントの設定を変更したサイトもあります。速度改善に対して、弊社と一緒に向き合っていただけているという印象で、とても感謝しています。

リソース・ノウハウ不足で速度改善を諦める前にRepro Booster

【写真】株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー 管理統括部 WEBシステム課 課長の和田雄一郎様がインタビューを受けている

――最後に、同じような課題を抱えているみなさんにメッセージをお願いできますでしょうか。

弊社のように、Webサイトの表示速度に課題を抱えている会社さんはたくさんあるはずです。でも、リソース不足が足かせになって着手できていないケースが多いと思うのです。そんな方には、Repro Boosterを特におすすめしたいです。

実際、我々は導入と運用でまったく手を動かしていません。コンサルティングと呼んでもよいような手厚いサポートもついてきます。そんなツールはなかなかないですよね。「リソースがない」「何から手をつけていいかわからない」。そんな悩みを抱えている、これから速度改善に取り組む方には心強い味方になってくれるのではないでしょうか。

※本記事は2024年8月6日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
※本記事に記載されている「FCP(First Contentful Paint)」「LCP(Largest Contentful Paint)」の改善率・時間は、WebViewを除いた全ページ(Repro Booster適用外を含む)を対象とした、同期間同条件におけるRepro Booster稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。

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