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ASO支援を経て、『Repro』を導入!
データドリブンな『Coincheck』は
どのようにデータを活用しているのか?

その他
Coincheck / コインチェック株式会社

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CoincheckのRepro活用事例

はじめに

昨今、注目を浴びている仮想通貨業界において、早期から市場認知を獲得していた『Coincheck』。アプリのダウンロード数は250万を越えており、日本でも有数の仮想通貨取引所として有名です。

そんな『Coincheck』は、データ統合基盤として『Treasure Data』を導入・活用することでマーケター全員がデータ分析を実行出来る環境の構築を目指されています。そして、統合されているデータの中には『Repro』から取得したデータもあり、データドリブンなマーケティングの推進にも貢献しています。

そこで今回は、コインチェック株式会社でマーケティングを担当されている白石さんに、「どのようにデータドリブンなマーケティングを実現されているのか?」について、お話を伺いました。

(聞き手:Repro カスタマーサクセスチーム 柏木)

ユーザー目線に立った仮想通貨取引所を目指して

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ー まず初めに、『Coincheck』はどのようなUXの提供を目指されていらっしゃるのでしょうか?

白石:日本には主要な仮想通貨取引所が約10個リリースされており、この数も将来的には増えていくのではと考えています。その中で『Coincheck』が目指しているのは、”難しいことが多くて分かりにくい金融サービスにおいて、ユーザーにとって最も分かりやすい「仮想通貨取引所」”というポジショニングです。

「仮想通貨」は多くの人にとって目新しい商品であり、取っつきにくいものです。加えて、仮想通貨取引所の中には金融出身の方が作ったものも多く、金融のプロ目線で考えられていたりもします。

ー なるほど。たしかに「仮想通貨」は難しいイメージが私もあります。

白石:そのような背景もあり、『Coincheck』が目指すUI/UXは ”初心者でも分かりやすい仮想通貨取引所” であり、「興味はあるけど、よく分からないから・・・」と悩みのあるユーザーに対しても門戸を広げ、仮想通貨について初めて考えるきっかけになれるサービスを目指しています。

もともと、弊社はエンジニアが立ち上げた会社であり、過去には別のwebサービスを提供していたことから、ユーザー目線に立ったサービスづくりが得意であるというバックグラウンドもあります。このような強みを活かして、差別化をしていくことが重要だと考えています!

『Repro』との最初の関わりはASO支援から

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ー 現在はどのような体制でマーケティングを推進していらっしゃるのでしょうか?

白石:私は広告周りやアプリマーケティングをメインに担当していて、他のメンバーもそれぞれが得意領域を見ているのですが、アプリマーケティングについては、そもそも運用経験がある人が市場に少ないとも考えています。

特に、ASO周りについては、社内にノウハウも少なく、「こうすれば上手くいく!」という感覚がないという課題があったんです。

ー そこからASO支援をご検討いただいたんですね!

白石:その通りです。もともと、Reproさんが運営している『Growth Hack Journal』を読んでいたこともあり、『Repro』というツール自体は知っていました。ただ、ツールベンダーとしてのイメージが強くもありました。

ある時に、「ASOについて相談出来る先を探そう!」という流れにチームでなったのですが、その時にReproさんがASO支援もやっていることを知って、支援をお願いさせていただきました!

ダウンロード数が5か月で367%増加!ノウハウを吸収して、ASOのインハウス化も進んだ

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ー ASO支援については、いかがでしたか?

白石:率直に、結果に繋がったのが良かったですね!例えば、支援前と比較して、Android版のアプリのダウンロード数は5か月で367%も増加しています。他にも、ビッグワードである「仮想通貨」がだいたい20位くらいだったものが、2位にまで上がったりしていますし。

約半年ほど支援をいただいていたのですが、その期間でやれる施策は全てやった感がありますね!

ー 加えて、インハウス化も考えていたと伺っているのですが、そちらはいかがでしょうか?

白石:インハウス化についても、社内でのノウハウが溜まってきており、進んでいると感じています。もともと支援いただく前からインハウス化を目指していることは伝えていて、ASOを支援いただいた際にも、インハウス化がスムーズに進むようにノウハウやナレッジをシェアいただけたことは、とても助かっています。

特に、「何を気にするべきか?」といった肌感をチームで持てるようになったのは大きいですね。ASOという領域については、しばしばロジックの変更なども発生しますが、どのように考えていくべきかの素地があるので、大きく外すことはなくなるのかなと感じています。

ー インハウス化が進んでいるようで良かったです!

白石:こちらとしても、支援いただけて助かりました! ASOについては、「ユーザーを取りこぼさないこと」が大事なんだなと今は考えています。市場の流れには抗うことは出来ないですし、季節的な要因やトレンドによってダウンロード数はどうしても影響を受けてしまいます。

ただ、だからこそ、ASOをしっかりとやって、ユーザーが興味を持ったタイミングで確実に表示され、興味を持ってもらえるようなクリエイティブを模索し、しっかりとダウンロードしてもらえる状況を維持し続けることが大切なんだと思っています!

アプリのUI/UXの改善のためのデータを求めて

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ー ASOの支援から、どのような背景で『Repro』の導入も進めていただけたのでしょうか?

白石:きっかけはASO支援いただく中で、『Repro』についてご紹介いただいたことですね。また、マーケティング活動としてASOやSEOといったオーガニックからの流入獲得をメインに行っていた状況から、アプリマーケティングやUIやUXの改善も実施していく方針にシフトしていく時期と重なったということもあります。

『Repro』を最終的に選んだ理由としては、「データの統合を目指していく中で、『Repro』から取得出来るデータが有用であると判断したこと」「信頼してASO支援をお願い出来て、一緒に成長していけると感じたこと」が大きいですね。

ー そう言っていただけるのは、本当に嬉しいです!

白石:そもそものアプリのUIやUXを改善するためのデータを取得して改善に繋げていくことを『Repro』には期待していました! 今後は、プッシュ通知配信やアプリ内メッセージといったマーケティング施策の機能についても活用したいと考えています。

ー そうだったんですね! ちなみに実装に苦労するといったことはありましたか?

白石:困ったことはありませんでしたね。弊社はエンジニアが多く在籍しているテクノロジードリブンな会社です。サービスの開発や運用に携わったことのあるメンバーも多く、『Repro』の導入に前向きに協力してもらえて、スムーズに実装が進みました。

また、導入に関する公式ドキュメントも整備されていたので、エンジニアから私に質問もなく、すぐに実装が完了したので、「こんなにあっさり導入出来るんだ」と感じていました。笑

『Treasure Data』にデータを統合し、簡単にデータ分析出来る環境を構築

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ー 『Repro』で取得したデータはどのように活用されていらっしゃるのでしょうか?

白石:実は『Repro』の導入と同じくらいの時期に『Treasure Data』を導入していまして、『Treasure Data』に『Repro』で取得したデータを統合しています。具体的には、『Repro』からユーザーの行動データをエクスポートして、『Treasure Data』に突合しています。ちなみに、その他には『Adjust』も導入していまして、広告周りのデータや、データベースにある購買データについても統合しています。

こちらが詳しいのですが、『Treasure Data』を活用することで、社内の各所でスムーズにデータの活用が出来る環境を構築しています。

Treasure Data

ー かなりデータ活用が進んでいらっしゃいますね!

ありがとうございます!『Treasure Data』の導入前は、データの分析は主にエンジニアがメインで行っていました。ただ、エンジニアのデータ分析の視点とマーケターが実施したいデータ分析は発想が違うこともままあります。

ー 『Treasure Data』の導入前はどのようにデータ分析をされたいたんですか?

自分たちで頑張ってSQLを叩いてました。笑 SQLに詳しいメンバーもいなかったので、勉強しながらやっていましたね。ただ、エラーを出してしまうこともありましたし、そもそも「どう書くべきなのか分からない・・・」ということもあり、エンジニアに依頼することも多々ありました。

そうなってくると、やっぱりエンジニアのリソースを割いてもらうことに申し訳なさはありましたし、見たいデータをすぐに見て分析するということは難しかったです。PDCAのサイクルを回すためにも、よりスピード感を求めていたので『Treasure Data』を導入しています。

社内に『Treasure Data』に詳しいメンバーがいることと、サポートが手厚かったこともあり、社内でも徐々に浸透していきましたね。今後は、統合したデータを活用しながら、様々な施策に素早く反映していけたらと考えています!

データを活かして、アプリマーケティングを加速させていく

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ー 最後に、『Coincheck』の今後についてお聞かせください!

白石:マーケティング面については、先ほど「統合したデータを施策に反映させていきたい!」とお伝えしましたが、施策としてポテンシャルが高いなと感じているのが『Repro』を活用したアプリマーケティング施策です。ここはチャレンジしていきたいですね。

また、今後もデータ統合を強化していくことで、最適にパーソナライズされたメッセージ配信を実現していきたいと考えています!

『Coincheck』というサービス全体については、ユーザーが初めて仮想通貨に触れる時に自分たちでありたいと考えています。ここは会社全体として考えているところでもあって、エンジニアはプロダクト愛が強いですし、デザイナーもこだわりを持ってコミットしています。

UI/UXについては、社内でも議論することが多いのですが、ユーザーに提供すべきUI/UXを今後も模索し続けていきたいですね! あと、マーケティングチームではデータドリブンなマーケティングにチャレンジしたい人を絶賛募集中なので、興味がある方はこちらからご連絡いただけると嬉しいです。笑

ー 白石さん、お忙しいところありがとうございました!