「エンバイト」/エン・ジャパン株式会社へのアプリマーケティング導入事例|Repro(リプロ)
エン・ジャパン株式会社 デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様

「Reproはプロダクト成長を支えるパートナー」。導入から約3カ月で応募数が前年同月比133%に

「エンバイト」/エン・ジャパン株式会社

業種/サービス: 人材・HR

エン・ジャパン株式会社様が運営する派遣型アルバイト情報サービスアプリ「エンバイト」への「Repro App」導入事例です。

デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様に、導入の背景やReproをお選びいただいた理由、施策の成果について詳しくお話しいただきました。以下の3部構成になっていますので、興味をお持ちの章からご覧ください。

【目次】

  1. Repro Appの導入と運用体制
  2. ご担当者様インタビュー Repro Appへの評価と成果
  3. Repro Appで実施されている施策と成果 

Repro Appの導入と運用体制

エンバイト様のサービス概要

エンバイトは派遣型アルバイトを中心とした求人情報サービスです。単発や日払い、時短シフトなどユーザーの様々な働き方に合わせたアルバイト情報を掲載。ユーザー層は幅広く、20代前半~60代まで様々な年代の方に利用されています。

エンバイトではサービス全体で「就業から活躍へと繋げる」ことをミッションに掲げ、ユーザー一人ひとりが就業後も活躍できる求人を紹介することを目指しています。そのため、従来の求人検索だけでなく、AIによるレコメンド機能や編集スタッフが探したおすすめ求人情報の提供など、求人を見つけやすくするサポート機能が充実しています。

「エンバイト」公式アプリのスクリーンショットエンバイト(2024年11月27日時点)」

エンバイト様のRepro App運用体制

エンバイトでは主にアプリ担当者である犬塚様おひとりでRepro Appを運用いただいています。クリエイティブ制作は社内のデザイナーに依頼することはあるものの、基本的には犬塚様が一貫して施策を展開しているそうです。

Repro App導入時のオンボーディングに始まり、定例ミーティングにおける施策提案、日々の設定アドバイスまで、運用はReproのカスタマーサクセスが徹底的にサポート。成果実現に向けて伴走させていただいています。

エンバイト様×Repro運用体制


アプリ専任の担当者がいない状態。施策をスピーディーに回せないことが課題だった

デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様

――はじめに、エンバイトにどのような課題があったのか教えてください。

エンバイトは元々Webサイト主体のサービスです。マーケティング手法はメールに依存していて、アプリはチャネルとして十分に機能していない状態。アプリ専任の担当者もいなかったので、運用リソースは足りていませんでした。また、アプリで施策ひとつ実施するのも開発チームとの連携が必要で、時間も工数もかかるのがネックになっていたんです。

そんななかで競合のアプリが次々に台頭し、その波に乗り遅れないようにアプリに注力すべきだという声が社内で上がるようになりました。アプリをきちんと活用しサービス全体の応募数を底上げしていきたい。ツールを導入することで運用の課題が解消されれば、アプリが新たなチャネルとして機能するのではと期待していました。

――Repro Appを導入する決め手は何だったのでしょうか。

実は当社では「エン転職」や「エン派遣」といった別サービスで、すでにRepro Appを導入していたんです。社内で運用実績もあり成果も出ていたため、私がエンバイトのアプリ担当になるタイミングではすでに導入が決まっていました。

私も以前はエン派遣のアプリ運用に携わっていたのでRepro Appの使いやすさは知っていました。なので、エンバイトのアプリ運用をメインで任されたときも安心できましたね。期待していたとおり、Repro App導入後は施策の実施から振り返りまで高速でPDCAを回せるようになり、すぐに成果に繋がりました。

アプリ「エン転職」と「エン派遣」のスクリーンショット会員数1,000万人以上の総合求人情報サービス「エン転職」と、派遣求人に特化した求人情報サービス「エン派遣」。2018年にエン転職にRepro Appを導入いただき、その後2022年にエン派遣も導入に至っている。

導入後3カ月で応募数が前年同月比133%を達成。すぐに成果へと繋がっていった

デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様

――Repro導入後の成果についてはいかがでしょうか。

約3カ月でアプリ経由の応募数を前年同月比133%に伸ばすことができました。さらに、サービス全体の応募数に占めるアプリ経由の応募割合も、導入前は約15%だったところ現在では20%に拡大しています。Repro Appを導入したことで、アプリの存在感が明確に高まっていると感じています。

こうした成果を出せたのも、エン派遣でのReproの運用経験を活かして具体的なイメージを持って導入準備を進められたのが大きかったと思います。KGIやKPIを設定し、どの数値を伸ばすべきか、やるべき施策は何か検討できていたので、導入してからスムーズに施策を実施することができました。また、エン派遣で成果が出た施策をエンバイトでも横展開したことも成果に繋がった要因だと考えています。

■初回のミーティングでReproが提案したマーケティング施策の一部

Reproが提案したマーケティング施策の一部初回の定例ミーティングではReproからマーケティング施策案を複数提案。

――なかでも印象に残っている施策や取り組みはありますか?

オンボーディングプッシュ施策ですね。応募に繋げるにはアプリの起動者数や起動回数を増やすことが必要不可欠です。そのため、導入初期はアプリ起動を促すプッシュ通知を継続的に配信することに注力しました。その結果アプリ起動数は1.5倍に増加し、応募数の向上にも繋がりました。

■オンボーディングプッシュ施策の全体像

オンボーディングプッシュ施策の全体像――他のサービスでの成功事例を活用し、着実に成果に繋げていったのですね。

プッシュ通知やメッセージを配信していくなかで、ユーザー行動に合わせてコミュニケーションを最適化していき、段階的に効果が高まっていった印象があります。当社のサービスではいかにユーザーにログインし続けてもらうかがとても重要です。そのため、Repro Appを通して継続的にユーザーにアプローチできる体制を構築できたことに非常に満足しています。

一つひとつの施策自体のインパクトは小さいものの、各施策を丁寧に積み重ねていったことで大きな成果に繋げられたのは嬉しいですね。

――Reproのサポートや、ツールの使いやすさについてはいかがですか?

Reproのツールはテクニカルなスキルがなくても直感的に使うことができ、見たいデータもすぐに確認できる点が非常に便利です。ツールの使いやすさのおかげで、スピーディーに検証を進めたい場合でもすぐに実行に移せるのも魅力に感じます。

特に満足しているのは、Reproのサポート体制ですね。定例ミーティングでは、カスタマーサクセスの小谷さんが毎回丁寧に課題感をヒアリングしてくれますし、必要に応じて他社事例を共有してくださるのでとても助かっています。小谷さんの的確なアドバイスやサポートのおかげで意思決定がスムーズに進む場面も多く、本当に心強い存在です。

エンバイトのアプリ担当は私ひとりではあるものの、小谷さんは一緒にプロダクトをグロースしていくパートナーだと感じています。

■Reproが提案し実際に実装に至った施策の例

Reproが提案し実際に実装に至ったアプリマーケティング施策の例定例ミーティングでは新規施策の提案や、すでに実施した施策をブラッシュアップした調整案も提案している。

「派遣」の魅力をユーザーに届け、マーケットを牽引していきたい

デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様とRepro株式会社 Customer Success Team 小谷勇輔

――今後、アプリで取り組んでいきたいことやReproで実現したいことはありますか。

最近ではスポットワークと呼ばれるような多様な働き方が増えています。変化が激しいマーケットのなかで、エンバイトとしては「派遣」という働き方の魅力をユーザーに伝え、ユーザーの就業支援を拡大していきたいと考えています。そのためにも、引き続きユーザーの潜在的なニーズに合わせた求人を届けることを意識して取り組んでいきたいですね。

また、Repro Appの新機能として、パーソナライズされたプッシュ通知の配信が可能になるとお聞きしています。ユーザープロフィールに合わせ、より細かくメッセージを出し分けることができるようになるのは非常に楽しみです。今後もRepro Appを活用しながら、ユーザーに寄り添うプロダクトへと成長させていきたいと考えています。

デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様とRepro株式会社 Customer Success Team 小谷勇輔写真左からエン・ジャパン株式会社 デジタルプロダクト開発本部 犬塚泰我様、Repro株式会社 Customer Success Team 小谷勇輔


Repro Appで実施されている施策と成果

エンバイト様がRepro Appを活用して実際に行った施策の一部とその成果を紹介します。

アプリ起動促進プッシュ

初回起動から1~6日後にアプリを起動していない新規ユーザーを対象に、アプリの起動を促すプッシュ通知を配信。初回起動から1日後、2日後、3~6日後と段階的にプッシュ通知を配信することでアプリ起動数は1.5倍に。

アプリのオンボーディングプッシュ施策の全体像

複数応募促進プッシュ通知

すでに求人に応募したことがあり初回起動から7日経ったユーザーを対象に、複数応募を促すプッシュ通知を配信。開封率は27.7%という結果に。

複数応募促進プッシュ通知

離脱ユーザーへの応募促進プッシュ通知

応募途中で離脱したユーザーに対してプッシュ通知を配信。開封率は33.2%、応募率は8.8%という結果になりました。

離脱ユーザーへの応募促進プッシュ通知

※本記事は2024年11月5日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。

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