【Repro Boosterによるサイトスピード改善効果】
※Google Chromeのエミュレーション機能を用い、スロットリング16Mbpsで撮影。
【モバイル】
FCP(First Contentful Paint):34%改善(0.66秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint):34%改善(0.83秒短縮)
【PC】
FCP(First Contentful Paint):47%改善(0.97秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint):43%改善(1.04秒短縮)
はじめに
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に。」をミッションに掲げ、家具・インテリアブランド「Re:CENO」を展開する株式会社Flavor。2008年にインテリアのセレクトショップとして創業し、現在は「暮らしに溶け込む心地の良い家具」を目指して、オリジナルブランド「Re:CENO product」の企画・開発も手掛けています。
今回は、株式会社Flavorの代表取締役 山本哲也様に、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」の導入の背景についてお話をうかがいました。
「Re:CENO(2024年9月11日時点)」
「インテリアの楽しさを、もっとたくさんの人に」をコンセプトにしたインテリアブランドRe:CENO。北欧ブランドやヴィンテージスタイルを中心に、シンプルで温かみのあるデザインの家具や雑貨、照明などのアイテムを提供しています。
店舗でもECサイトでも、インテリアの楽しさを知ってもらいたい
――まずは貴社の事業について教えてください。
当社は家具・インテリアブランドのRe:CENOを展開しています。国内外からセレクトした家具やインテリア、雑貨などの数多くのアイテムを取り扱うほか、Re:CENO productという自社ブランドの製品も開発しています。
家具・インテリア業界は店舗に力を入れる企業が多いのですが、当社はオンラインストアからスタートした企業で、売り上げの約8割はECサイト。店舗はもちろんですが、ECサイトに力を入れているのが特徴です。また、インテリアの楽しさを伝えるためにメディア事業も展開しています。
――ECサイト、店舗、オウンドメディアを運営するうえで、意識していることはありますか。
「この家具があると生活がどう変わるのか」「どうスタイリングすればいいのか」をお客様がイメージしやすいように、ECサイトとリアル店舗で製品のディスプレイを揃え、世界観を統一するようにしています。ECサイトで商品を見て店舗に来たときに、「自分の家でもこういう風にレイアウトすればいいんだな」と、より実感を持ってもらいやすいのではと思います。
また、オウンドメディア「Re:CENO Mag」での発信にも力を入れています。家具のコーディネート例など暮らしの役に立つコンテンツや、製品が生まれた背景や作り手のこだわりを紐解くコンテンツなどを多数公開しています。
――ECサイトやオウンドメディアはどのような体制で運営されているのでしょうか。
当社ではクオリティやスピードを担保するために、すべてインハウスで運営しています。メンバーは、Webデザイン・撮影などクリエイティブを担当するチーム、コンテンツの編集担当などを合わせて全体で13名ですね。マーケティング部門に関しては担当者がいないため、広告運用なども含めて私がひとりで行っています。
10年前から抱えていた表示速度の課題。リニューアルはお金も時間もかかり現実的ではなかった
――Repro Boosterを導入する以前、表示速度という課題をどのように捉えていたのでしょうか。
実は10年くらい前から表示速度に課題感を持っていました。社内メンバーだけでなく、メンバーの家族からもサイトが遅いと指摘を受けていたんです(笑)。当社のサイトは画像も動画もかなりの量があります。また、私が独学でECサイトを立ち上げたということもあって不要なコードがたくさん存在し、それが速度に影響を与えていました。
これまで外部の制作会社にサイト改修を依頼したり、社内でも画像をWebPに変換し軽量化したりするなど、できることには取り組んできました。しかし、効果はあまり感じられなかったんです。
すべてのソースコードを見直してサイトを作り直すことも考えましたが、お金も時間もかかるため現実的ではない。そして、リニューアルしたからといって速度が改善される保証はないため、踏み切ることはできませんでした。
――そんななか、Repro Boosterとはどのようなきっかけで出合ったのでしょうか。
Reproさんから表示速度無料診断の案内メールが届き、申し込ませていただいたのがきっかけです。申し込み後、改善点を含めたとても詳しい診断結果を送っていただきました。
また、お打ち合わせでは当社のサイトにRepro Boosterを導入した場合、どのくらい速度が改善されるのか詳細なレポートを共有いただきました。導入前に実測値を出していただけたのはありがたかったですし、導入の最大の決め手になりました。
▼表示速度無料診断はこちら
https://repro.io/sitespeed-diagnose/
専門知識が豊富なプロが丁寧に対応。技術面もサポート面も満足できた
――Repro Boosterを導入して良かったと感じる点を教えてください。
数値上だけでなく、体感としてもすごく速くなったと感じています。社内メンバーに聞いてみても速くなったと言われますし、長年感じていた課題を解決できて嬉しいです。
また、Reproさんはサポートが丁寧で信頼できました。お打ち合わせに開発の方が参加し、こちらの質問に丁寧に回答してくださいました。システム系の話は言語化が難しくややこしくなりがちですが、わかりやすくお話しいただけたので良かったです。
専門的な知識や技術を持っていてもサポートが十分でないケースや、逆にサポートが素晴らしくても技術が伴っていないケースは、世の中にたくさんあります。しかし、Reproさんは技術面もサポート面もプロフェッショナルな印象を受け、非常に魅力的だなと感じました。
――ありがとうございます。今後、Reproに期待していることはありますか。
引き続きサイトを客観的に評価してもらいたいですね。「サイトのこの部分を対処するとより良くなりそう」など、データとともにアドバイスしてもらえたら非常にありがたいです。
時代の流れによってECサイトの在り方は変化し、そのとき必要となるツールは変わっていくと思います。ですので、ReproさんにはRepro Boosterに限らず、我々のような小売企業の助けになるようなツールを今後も提供していただきたいです。
――最後に、同じように表示速度の課題を抱えている方に向けてメッセージをお願いします。
経営者の方の中には、「表示速度が速くなるから何なのだ」と売り上げに直接的に寄与するかどうかを重視する方が多いと思います。また、速度改善に対して興味はあるものの、取り組む優先度が低い人もいるはずです。
間違いなくいえるのは、「速ければ速いほど、お客様の満足度が上がる」ということです。サイトが速くなることは、サイトの魅力が増すことだと捉えて、速度改善に取り組んでいくと良いのではないでしょうか。
写真左から、株式会社Flavor 代表取締役 山本哲也様、Repro株式会社 関口みずき、孫健真
※本記事は2024年9月10日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
※本記事に記載されている「FCP(First Contentful Paint)」「LCP(Largest Contentful Paint)」の高速化率・時間は、WebViewを除いた全ページ(Repro Booster適用外を含む)を対象とした、同期間同条件におけるRepro Booster稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。