「KOMEHYO ONLINE」/株式会社コメ兵へのRepro Booster導入事例|Repro(リプロ)
株式会社コメ兵 営業本部 オンライン事業部長 兼 カスタマーサクセス部長 甲斐真司様

「遅いという声がなくなったのは大きな成果」。苦戦したサイト表示速度改善をRepro Boosterで解決

「KOMEHYO ONLINE」/株式会社コメ兵

業種/サービス: EC・ネットショップ

【Repro Boosterによるサイトスピード改善効果】

「KOMEHYO ONLINE」に導入したRepro Boosterによる速度改善効果を示す動画

※Google Chromeのエミュレーション機能を用い、スロットリング16Mbpsで撮影。

【モバイル】
FCP(First Contentful Paint)30%改善(0.39秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint)11%改善(0.15秒短縮)

【PC】
FCP(First Contentful Paint)29%改善(0.39秒短縮)
LCP(Largest Contentful Paint)15%改善(0.17秒短縮)

はじめに

1947年に古着屋「米兵商店」として創業した株式会社コメ兵は、東京、名古屋、大阪を中心に全国に販売店舗を25店舗、買取専門店を126店舗展開※1する日本最大級の「リユースデパート」です。ブランド品の買い取りと販売を行う同社は、「リレーユース※2を『思想』から『文化』にする。」をグループビジョンとして掲げ、多くの方がリユースに参画できる環境づくりと循環型社会の実現を目指しています。

今回は、株式会社コメ兵のECサイト「KOMEHYO ONLINE」の運営を担当する、営業本部 オンライン事業部長 兼 カスタマーサクセス部長の甲斐真司様に、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」を導入した経緯や成果についてお話をうかがいました。

※1 2024年3月末時点
※2 「モノは人から人へ伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそ、 その使命を全うする」というコメ兵独自の概念

「KOMEHYO ONLINE」サイトイメージ

KOMEHYO ONLINE(2024年8月22日時点)」
ラグジュアリーブランドの中古品を中心に、常時約8万点以上の商品を販売。直接サイトから購入できるだけではなく実店舗への取り寄せも可能で、オンライン・オフラインのどちらでも買い物を楽しむことができる。

ECサイトだけで完結せず実店舗と連携することでLTVが向上

株式会社コメ兵 営業本部 オンライン事業部長 兼 カスタマーサクセス部長 甲斐真司様

――まず、ご担当されているKOMEHYO ONLINEについて教えてください。

自社ECサイトであるKOMEHYO ONLINEでは、ラグジュアリーブランドの中古品を中心にジュエリー、時計、バッグ、ファッションなど常時8万点以上の商品を取り扱っています。

当社が買い取った商品は、まず愛知県内の商品センターに集められ、真贋チェックやメンテナンス、「ささげ業務(撮影・採寸・原稿)」などを行います。その後、各店舗に在庫として届けるのと同時にECサイトにも商品ページがアップロードされる仕組みになっていて、多い時は1日に1,000点以上が追加されることもあるんですよ。

――ECサイトと実店舗で同じ商品を扱うと、商品や売り上げの管理が複雑化すると思います。どのように連携されているのでしょうか。

当社が扱っている商品は中古品の中でも特に高額のものが多いので、シンプルにECサイトだけでご購入いただくことはあまり想定していません。ECサイトで選んだ商品を実店舗に取り寄せて、実物を確認してからご購入いただくことが多いのです。そのほうがお客様の満足度も高くなると考えています。

そのため、KOMEHYO ONLINEの商品ページには、ECで直接購入する「ショッピングカートに入れる」ボタンの隣に、商品を在庫がある店舗から近くの店舗に取り寄せることができる「お取り寄せカートに入れる」ボタンを実装しています。

取り寄せた商品が売れると、実際に販売した店舗の売り上げになります。あるいはECで商品が売れた場合は在庫として持っていた店舗の売り上げになるなど、実績が実店舗に紐づく仕組みになっています。

――ECサイトの存在が実店舗にとっても大きなメリットになる仕組みができあがっているんですね。

店舗のスタッフも、接客中にタブレットを使ってKOMEHYO ONLINEを開き、「こういう商品がありますよ」とお伝えして商品を取り寄せるなどの活用をしてくれています。スタッフがお客様の好みを熟知している場合は、「今回の更新でECに上がってきた商品は多分あのお客様の好みだろう」と勧めてくれることもあり、良い形でECと実店舗の関係が構築できていると思います。

実は「ECだけ」「実店舗だけ」のお客様と比較すると、「ECと実店舗の両方を活用している」お客様のLTV(顧客生涯価値)がかなり高いこともわかってきました。そこで、最近はECと店舗の両方を使っていただくための取り組みにも力を入れています。

お客様からも店舗スタッフからも上がっていた「サイトが遅い」の声。様々な解決策を試し続けたが……

komehyo-photo-03

――有効に活用されているように思えるKOMEHYO ONLINEですが、Repro Boosterの導入前に感じていた課題について教えてください。

もともとサイト表示速度が遅いことが課題で、実際にお客様から「サイトが遅い」というご意見をいただくほどでした。例えば、毎日夜9時に新しく入荷した商品をアップロードしているのですが、「更新のタイミングに合わせてアクセスしたのに、サイトが重くなって欲しい商品が買えなかった」といったクレームが届くような状況だったんです。

お客様だけではなく、店舗でタブレットを使って接客しているスタッフからも「サイトが遅くて困る」という声が上がっていました。

さらに、SEOを意識したときに「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」が重要だといわれていることも気になっていました。だから「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」を見るたびにがっかりしていたんです。

――サイトの遅さが課題となっている状況で、Repro Booster導入以前はどのような速度改善策を試されていたのでしょうか。

少しでもお客様の不満を和らげて差し上げたいと思い、高速化ツールをいくつも入れてみたり、「CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)」を試したりしました。その結果サイトにアクセスしにくくなるといった現象はなくなったものの、期待していたほどの速度改善効果はありませんでした。

長く運営を続けてきたなかでサイト内に様々なタグが入っていて、それが表示速度を遅くしている原因だろうと感じてはいたのですが、もはやブラックボックスになってしまっていて……。何か簡単に解決できる方法はないかと思案していた頃、Repro Boosterの存在を知りました。

Repro Boosterの導入でサイトが速くなったことを実感、斬新なロジックも面白い

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――Repro Booster導入の決め手は何だったのでしょうか?

Repro Boosterは効果が出るかどうかきちんと検証してから本導入できるということだったので、「自社サイトでも効果が出るか一度試してみよう」と思い導入を決めました。実際にしっかり時間をかけて検証していただいて、もちろん期待通りの効果が出たので、そのまま本導入しています。

導入作業もタグを追加するだけだったので、過去に試した速度改善手段と比べると圧倒的に簡単でした。他のサービスは導入の際に「このタグを入れることでサイトが重くなるんじゃないの?」という点が気になっていましたが、タグを入れることで速くなるRepro Boosterは、それらとは正反対ですよね。

ロジックも斬新で、お客様が次にどこをクリックするかを先読みしてキャッシュ化するという手法が面白いなと感じました。そういった新しい手段はどんどん試していきたいです。

とはいえ、新しいものなら何でも試しているわけではありません。我々はずっとお客様を中心に考えているので、新しい機能を導入する際は、それがお客様にとって有益なものであるかどうかが一番の基準です。例えば「これをやれば成果が出ますよ」と営業を受けても、「お客様視点でちょっとイヤだな」と感じるものは使いたくないですよね。

――Repro Booster導入後の成果や、お客様からの反応についてはいかがでしょうか。

速くなりましたね。体感でわかるぐらい速くなりました。以前はじわじわとひとつずつ商品が表示されていくようなイメージだったのが、Repro Boosterを導入してからは一気に表示されるようになり、速くなったことが実感できています。もちろん、FCP、LCPといった数値でも本当に速くなったことが確認できているので、すごく良かったと思います。

今は「速くて当たり前」の時代なので、サイトが速くなったことで直接お客様から何か言われることはありません。ただ、クレームが減っているんですよ。お客様からも店舗のスタッフからも「サイトが遅い」という声が届かなくなったのは、大きな成果だと考えています。

サイト表示速度はインフラのような存在、遅いことに悩んでいるならRepro Boosterを試してみては?

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写真左から、Repro株式会社 Business Development Div.孫健真、Sales & Marketing Div. 林一真、株式会社コメ兵 営業本部 オンライン事業部長 兼 カスタマーサクセス部長 甲斐真司様

――最後に、今もサイトが遅いことに悩んでいる方へのメッセージをいただけますでしょうか。

サイトの表示速度は、今やインフラのような存在になっていると感じています。だから、気づかないうちにサイトが速くなっていて、いつのまにかストレスがなくなっているというのが、お客様の体験として一番良いのかもしれませんね。

売れる、売れないという観点でも速度は非常に重要なので、もし自社のサイトが遅いと気づいたのであれば、その原因が何なのか、ちゃんと向き合うほうがよいのではないでしょうか。

どんなサイトでも、表示速度に対する改善策は何かしらあるはずです。もちろん、すべて自社で対策しようとするとタグの構成を考えるだけでも知見が必要ですし、膨大な時間とリソースが必要になってしまうので、とにかく簡単に高速化できるソリューションであるRepro Boosterを一度試してみるのは、とても有益だと思いますよ。

※本記事は2024年8月  9日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
※本記事に記載されている「FCP(First Contentful Paint)」「LCP(Largest Contentful Paint)」の改善率・時間は、WebViewを除いた全ページ(Repro Booster適用外を含む)を対象とした、同期間同条件におけるRepro Booster稼働有無のA/Bテストの結果。比較対象はLCP、FCPの中央値。

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