『大阪樟蔭女子大学 受験生応援サイト』へのRepro導入事例
左から、大阪樟蔭女子大学 入試広報課 松嶋様、平木様、松本様

Web接客を大学広報で活用!オープンキャンパス申込ページへの流入が最大200%改善

「大阪樟蔭女子大学 受験生応援サイト」/大阪樟蔭女子大学

業種/サービス: その他

課題

将来的に充足率を担保していくために、さらなるWeb活用を検討

導入

”サポート体制”と”実績”に期待して「Repro Web」を導入!

効果

オープンキャンパス申込ページへの流入が最大200%改善!

 

はじめに

開学から今年で70年になる大阪樟蔭女子大学。大阪府内にある女子大学において最も長い歴史と伝統を持っている同校は、全国で唯一の”「管理栄養士」合格率 6年連続100%”を達成したり、学生活動を積極的に支援していらっしゃることで有名です。そんな同校においても、広報の一貫として『Repro Web』を導入・活用いただいており、Webを活用した入試広報活動を実施されていらっしゃいます。

そこで今回は、大阪樟蔭女子大学 入試広報課の松嶋さん、平木さん、松本さんに「なぜ『Repro Web』に、今後の広報活動をどのように進めていくのか」について話を伺いました。

(聞き手:Repro Web事業部長 實川 / グロースマーケター 井手)

ミッションは入学定員を確保すること

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――始めに、入試広報課はどのような役割を担っていらっしゃるのかお伺いさせてください!

松嶋 私たちが所属している入試広報課は、大きく分けるとその名の通り「入試」と「広報」について責任を持つ組織です。業務も入試に関連するものと広報に関連するものが存在しており、それぞれに主担当がいますが、時季によって業務量が変動するので、お互いにサポートしながら進めています。もちろん、入試も広報も私たちだけで完結するものでないので、他の大学職員の方々や在学生の皆さんと連携するこもと欠かせません。

平木 また、入試広報課における最大のミッションは”入学定員をしっかりと確保すること”です。 一般的な企業と大きく異なる点として、大学の収入源は年に1回の入学のタイミングです。もちろん、その後にも定期的に学費はいただいていますが、入学する学生が減ってしまえば将来的には大学存続の危機に瀕してしまいます。だからこそ、入試広報課は”安定した学校運営”のカギを握っている組織でもありますね!

――なるほど。具体的には、普段はどのような業務を担当されていらっしゃるのでしょうか?

松本 具体的な定員数は690名の学生に入学してもらうことを目指しています。一般的な流れとしては、「大学について知ってもらう」→「出願してもらう」→「受験してもらう」→「入学してもらう」というフローになりますが、特に大事なのが一番大学について知ってもらえる”オープンキャンパス”です。

これまでの傾向としても、オープンキャンパスに人が集まると出願数や受験数も相関して増加しています。なので、直近ですとオープンキャンパスへの集客を目的に、広告媒体の選定やWebを活用した広報に注力しています。加えて、オープンキャンパス以外にも認知してもらう施策があります。例えば、学校説明会や高校から依頼が来る学校見学会への対応、付随するパンフレット作成やWeb制作も業務範囲ですね。

大学広報もWebを活用しなければ危うい時代

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――近年、大学の定員割れが話題になっていますよね

松嶋 そうですね、近年は大学進学率が50%を越えてきており、大学進学に興味がある学生の割合は増えています。しかし、大学人気の二極化などと言われるように定員割れが発生している大学も一定数あり、将来的には少子化の影響もあり、そもそも学生の母数が減っていくことは避けられません。

平木 大学として、入学定員の充足が一番のミッションであるので、定員割れや少子化による学生の減少については、危機感をもっております。そのような状況において、目指すべきは、”受験生から選ばれる大学”になることだと考えています。

――そのための施策の一つが『受験生応援サイト』なのでしょうか?

松本 はい、『受験生応援サイト』は、受験生をターゲットに、より興味を持ってもらいやすいように立ち上げたサイトです。大学本体のサイトとは切り分けていますね。

先ほどの平木さんの話にあった”受験生から選ばれる大学”になるためには、入試という点の情報だけでは難しいものがあります。例えば、入学してからのキャンパスライフや卒業が近づいてくると就職活動という大イベントもあります。なので、受験生に対して、入学から卒業までという学生活動や活動、就職に関する情報を提供出来るように動いています。その一環として『受験生応援サイト』があるという位置づけですかね。

松嶋 加えて、近い将来でいくと2021年度から入試改革制度があります。私たち大学側にとっても大きなターニングポイントになると思いますが、入試改革後の最初の受験生となる方々は不安を抱えていると思います。このような受験生たちに対しても、サイトを通じて情報提供を行っていければと思います。

『Repro Web』導入の決め手はサポート体制と実績に裏付けされたノウハウ

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――『受験生応援サイト』で『Repro Web』を導入されたのは、どのような背景があったのでしょうか?

松嶋 大きな背景でいくと、他の大学との差別化ですね。もともと『受験生応援サイト』を立ち上げた理由として、大学本体の公式ホームページだけだと、学生に対して伝えたい情報がなかなか届けられないという課題を解決しようとしたことにあります。

例えば、学科ごとにブログを開設して、ライトに情報提供を行ったりしています。広報出来る情報はありましたし、実際の説明会などでも反響が良かったので、このサイトを通して広報活動は前進したと手ごたえは感じていました。ただ、同時に「これだけでは足りない」とも感じていました。

――「足りない」というのは具体的にどういうことなのでしょうか?

平木 一言で言うと、”他の大学との差別化をどう図っていくのか”が課題だったんです。確かに、自分たちで出来る限りの施策は実施していましたが、どうしても紙が主流の文化でもあるのでWebに関するノウハウは少ないですし、他校がやっている施策と差分は正直なかったなと感じていました。

さらに、「そもそも、どのような施策が適切なのか?」という判断を自分たちだけでやるには難しい状況でした。そんな状況だった時に、紹介いただいたのがReproさんだったんです。

松嶋 当時の効果検証で見えてきたことの中に、“オープンキャンパスの参加者数が一定数を越えると充足率も100%になる”という指標がありました。これまでの施策を上手く回せば充足率は最低限満たせるイメージもありました。ただ、そこから「これまで以上の入学者を獲得したい」と考えると、そのための新しい施策への取り組みを検討していた時期だったので検討しやすいタイミングでした。

松本 あと、将来的にはこれまでの施策だけをやっていると、この数字も下がってくるのではという危機感もありましたね。

――最終的に『Repro Web』を導入いただいたのは何が大きかったのでしょうか?

松本 期待したのは「サポート力」と「実績」でした。ツールとしての機能はもちろんのこととして、どうしても学内ノウハウもリソースも限られている中、レポーティングや細かい設定まで巻きとってもらえるサポートは魅力でしたし、実際にスタートしてからも良かったなと感じているポイントですね。

実績についても、多くの業種・業態での事例を共有いただけたので不安は払拭されたなと感じています。どうしても、大学という特殊な領域において実績があるという企業は少ないのですが、「Reproさんの実績を信じて、お任せしよう!」という導入に踏み切ることが出来ました!

スピード導入でフォーム遷移数を150~200%改善!

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――導入が決まってから、どのように施策実施まで進められたのでしょうか?

松嶋 「施策実施まで早かったな」というのが率直な感想です。例えば、紙媒体だとだいたい1か月くらいのイメージで、Web関連については2~3週間くらいかなと思っていたのですが、だいたい1週間くらいで施策実施までの準備は完了しています!

――そう言ってもらえると嬉しいです!

松本 Webサイトへのタグ設置は、別部署のWebに詳しい職員に対応してもらったのですが、実装のやりとりについてもReproさんにフルサポートいただけました。なので、私たちとして工数を割くこともなかったので楽でしたね。笑

平木 たしかに施策実施まであっという間でした。あとサポート全体として、連絡へのレスポンスが早く、月次報告でも改善案をたくさん出してもらったりと、”売りっぱなし感”がなかったですね。手厚くサポートしてもらえてるなと感じていました。

――ありがとうございます! ちなみに実際の施策や成果についてはどうでしたか?

松本 直近の7月・8月の数字なのですが、オープンキャンパスへの申込フォーム遷移数が7月は前年比150%、8月は前年比200%改善しています。ここの数字は伸びていますね。

これはWebメッセージ配信を実施したことが効いていまして、オープンキャンパス申込への導線設計が出来ていたことから数字が改善しています。ちなみに、Webメッセージの内容は井手さんに考えてもらった部分が大きく、「どんなメッセージがユーザーに刺さるのか」と親身に考えていただきました!

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――そうでしたね、TOPページで施策を実施するだけでも効果が得られました!

松本 他にも、“広報ブログを読了した際にオープンキャンパスに繋がる導線がない”という状況を改善するための施策提案もいただたりしましたよね。Webサイト全体を細かく見てもらって、いくつもの改善提案をいただいています。

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松嶋 『Repro Web』を導入してから、一緒に改善していってもらえているなと感じています。定期報告の際には必ず改善案も提案いただていて助かりました。欲を言えば、申込フォームへの遷移数に対して、もっと実際の申込数をもっと増やしたかったというのが本音です。笑 ただ、この申込者数については別の要因も大きいので、そこは例えば他業界との比較などをしていきながら、改善を進めていければと考えています。

平木 私たち全員に言えることですが、打ち合わせをしながら「Webの領域について、まだまだ知るべきことがたくさんある!」と感じることもありました。なので、今後は他業界の事例なども参考にしながら、進めていきたいですね!

大切なのは学生の努力を見逃さずにアピールし続けること

インタビュー画像※学生主導でデザインされた実際のパウダールーム

平木 そういえば、『Repro Web』を活用しながら、新たなアイデアも思いつけたのも良かったですね。

――おお、どのようなアイデアでしょうか?

平木 弊校の強みである学生の課外活動を受験生にもっとWeb上で伝えていきたいなと考えていまして、この情報発信を強化していくことで、より差別化が図れると見込んでいます。

――確かに、学生の課外活動など盛んですよね

松嶋 弊校の学生の多くが自発的に課外活動をしているのは、私も広報という側面において強みだと認識しています。例えば、キャンパスにあるパウダールームを学生主導でデザインしたという取り組みを過去に実施したのですが、これが学生にとても好評でした。公式ブログにも掲載しているのですが、見てもらっている受験生も多いみたいです。

他にも、たくさんのプロジェクトを学生が主導して実施してくれているのですが、このような学生の頑張りを私たちが広報することが、“一貫した体験”に繋がるのと信じています。

松本 これまでも学生の頑張りを見逃さないように可能な限り、学生の課外活動に同行して情報を収集するように入試広報課としてやってきています。今後は、さらにWebを活用して、受験生に興味を持ってもらえるように活動していきたいですね。

これからもPDCAを回して改善し続けていく

インタビュー画像

――最後に、今後について伺いたいです!

松嶋 今回『Repro Web』を導入して活用を進めていましたが、今後もこのような取り組みは継続していければなと考えています。個人的には、Webという領域をもっともっと上手く活用して、安定的に充足率を担保出来るようにしたいという想いが強いです。そのためには、予算策定の段階からWeb活用をどのように進めていくのか方針を定める必要があるので、自分たちの中でもノウハウを吸収しながら考えていきたいですね。

平木 私もWeb領域に注力していくべきだと感じています。ただ、全部自分たちでやるということも難しいとも思っています。なので、Reproさんのようにフルサポートしてくれるようなパートナーと二人三脚でやっていきながら、自分たちとしても知見をためていければ良いなと考えています!

松本 今後は、もっと実際の申込者数を増やしていきたいですね。そのためにも、他の事例と比較しながら「何に問題があるのか?」を検証するPDCAを回していければと考えています。そのためにもWeb領域でもっとチャレンジして、そこから感覚を掴んでいきたいですね!

※本記事は2019年10月11日時点の情報です。Repro株式会社または掲載企業の都合により、紹介されている機能やサービスの提供が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。アプリ収益最大化サービス

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