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はじめに
『バイトル』をはじめとする仕事情報サービスを運営していることで有名なディップ株式会社。2019年4月には「ロボット派遣」分野への投資を500億円に拡大するというニュースでも話題です。
そんな同社の主力事業である日本最大級のアルバイト・パート求人情報メディア『バイトル』アプリ(iOS/Android)にも『Repro』は導入されており、アプリマーケティング施策の運用は、弊社グロースマーケティングチームが支援させていただいています。
また、ディップ株式会社は『Repro』のサービスリリース初期からご活用いただいている、いわゆる”古参ユーザー”でもあり、ユーザーとしての立場から『Repro』の進化にもご貢献いただいています。
そこで今回は、ディップ株式会社の小松さんと吉野さんに、『Repro』を活用いただき続けている理由と、弊社の「アプリマーケティング支援」に対する感想を伺いました。
(聞き手:Repro グロースマーケティングチーム 楯)
CRMの実現を目指して2010年からアプリをリリース
ー『バイトル』は早期からアプリ版をリリースされていらっしゃいますよね
小松:
もともと『バイトル』は2002年にサービスを開始しており、アプリリリース以前はweb版がメインでした。そこからアプリ版『バイトル』をリリースしたのが2010年頃のことです。当時の担当メンバーが新しいことへのチャレンジに積極的だったということもあり、早期にアプリ版もリリースしています。
吉野:
あとは他社でも「ユーザーに興味を持ってもらいやすいキャッチーな求人広告」を出し始めていたという背景もありましたね。
当時はどうしても求人サービスがどこも似たり寄ったりなところがあり、この流れに追随しなければ将来的に「サービスからユーザーが離れていく」という危惧もあったことから、ユーザーと適切にコミュニケーションを取り続けられるようにアプリにも注力していく方向に舵を切りました。
ー たしかに「ユーザーとの適切なコミュニケーション」の部分は意識されていらっしゃる印象です
吉野:
そうですね、コンテンツの部分は結構意識してやっています。例えば、求人サービスという視点だけではアプリでユーザーとコミュニケーションが取れるタイミングは「応募する」時までのオンラインコミュニケーションだけに限定されてしまいます。
しかし、UXを最大化するという視点で考えるとオフラインにおける実際のユーザー体験にも気を配るべきだと考えており、「面接対策や働くときに気を付けるべきことなどをお伝えするお役立ちコンテンツ」の拡充に力を入れていたりします。
ユーザーとのコミュニケーションを継続的に図っていくためには、このような再来訪コンテンツも考慮してCRMを実現すべきです。だからこそ、アプリ領域にも注力することが現在は必要不可欠だと思っています。
利用していたサービスが終了。『Repro』のスタンスが導入の決め手に!
ー 現在『バイトル』および『バイトルNEXT』で『Repro』をご活用いただいていますが、導入当初は、どのような背景があったのでしょうか?
小松:
元々は別サービスの『snapバイトル』(現在サービス終了)というアプリで『Repro』が導入されており、私がメインで活用していました。
吉野:
そこから少し経ったタイミングで、『バイトル』で利用していたプッシュ通知配信基盤がサービス終了することになり、新しいツールの検討を余儀なくされたんです。
小松:
『Repro』を使ってみた感想として、他社にはないセグメント設計が自由に出来るイメージを持つことができ、加えてファネル分析といったアナリティクス機能が充実していたので『バイトル』での導入も前向きに検討させていただきました。
ただ、一番の決め手になったのは、『Repro』に”現状の機能に満足せずにユーザーの声を拾って改善を進めていくという気概を感じた”ことでしたね。将来的にも期待したくなるツールはそう多くないので、『Repro』に期待したくなったんです!
吉野:
そこから数ヶ月に渡って新ツール検討の結果として、『バイトル』でも『Repro』を活用していく方針になっています。しかし、先ほど話に出た『snapバイトル』でも一度活用していたので利用するイメージは湧いていたのですが、実は別の課題も出てきたんです・・・
初めてのグロースハック専門チーム結成! しかしノウハウとリソースに不安が・・・
吉野:
率直にお伝えすると『Repro』を最大限に活用するためのノウハウ不足が課題として出てきたんです。
小松:
元々『Repro』の導入直後は私がメインとなって運用を担当していました。そこから組織体制の変更があり、アプリのグロースハック専門のチームが立ち上がることになり、吉野さんに『Repro』の運用に携わってもらうような体制に変更がありました。この変更自体は問題ではなかったのですが、導入検討時とは違う運用体制になることで新たな課題が出てきた形ですね。
吉野:
この組織体制の変更でネイティブアプリを担当するマーケターになったのですが、これまではweb側をメインに担当していたこともあり、アプリマーケティングに関するノウハウがあまりなく、正直にお話すると『Repro』を最大限に活用出来るイメージを当時はあまり持てていませんでした。その後、アプリだけでなくweb側も兼任するようになり、むしろweb側の比重が増えてしまい、私だけで運用を回すリソースを割くのが難しいという変化もありました。
ー そのような背景もあって「アプリマーケティング支援」についてもご相談いただけたんですね
吉野:
そうなんです。ちなみに楯さんには導入検討のタイミングからお世話になったのが記憶に残っています。笑
小松:
そういえば社内向けの提案資料を一緒に考えてもらったりしましたね。「アプリマーケティング支援」は2017年4月に本格稼働していくスケジュールで進めていたのですが、2016年末にツール導入を一緒に進めていただき、2017年の1~3月はどのように運用していくかを具体化していただきました。
吉野:
振り返ってみると、単なるツールベンダーではなく、一緒にアプリをグロースさせていくパートナーでありチームとして、こちらから指示を出すことが無くても積極的なご提案をいただいたり、コミュニケーションを密に進めたりすることが出来たのが上手くいった要因の一つだなと思いますね。支援いただいてから2年以上経っていますが、そのスタンスが変わらないのはとても有難いです!
企画とエンジニアの融和によってチームの改善速度が加速した
ー 嬉しいお言葉をありがとうございます! あれから2年以上経ちましたが、色々ありましたね。笑
吉野:
たしかに、色々な苦楽がありましたね。『バイトル』のリニューアルや組織体制の変更もありましたし、Reproさん側でも新しいメンバーの方がアサインされたり。
ー そういえば『バイトル』チームのスピードが加速している! と感じていたのですが、そういった面でも変化があったんでしょうか?
小松:
大きかったこととして、アプリをグロースさせていくための社内コミュニケーションの取り方が変わったことがあります。私はエンジニアでもあり『Repro』を活用するマーケターでもあるので、自分の中ではそこまで感じていなかったのですが、以前はエンジニアチームとマーケティング(企画)チームがそれぞれ違う立場で携わっているようなイメージでした。
そこから次第に「アプリのグロースを目指すなら、スピードを持って企画~リリースまで行う必要があるよね」という意見が強くなってきて、エンジニアとマーケターが一体となってスピード感を持って改善に取り組むアジャイル的なチームに変化していきました。この変化は大きかったです。
吉野:
私もこの変化は大きいなと感じています。これを契機に、チームとして『バイトル』を改善していくスピードが上がったと感じていますし、仕事もやりやすくなりました。
是非、アプリのグロースを目指す際には、このようなチームとしての在り方を試してみるのも良いと思いますよ!
二人三脚のアプリグロースでリテンションレートを改善!
ー なるほど、そのような変化があったんですね!
小松:
このようなコミュニケーションの取り方を見直すことは、社内はもちろんのこと、パートナーとして関わってもらっている方にも共通して大事にしなければいけないことだなと感じています。実際に支援してもらっている際にも、コミュニケーションを密にとったり、情報を出し惜しみしたりしないことで良い結果に繋がるということはありますよね。
吉野:
それでいうと個人的に印象に残っているのが「アプリの初回起動1日後~7日後までのリテンション率(RR)改善施策」ですね。私たちが実施したユーザー調査の結果を共有し、楯さんも一緒にディスカッションに加わっていただき、具体的なプッシュ通知施策をご提案いただいたのですが、これが良い結果に繋がりました。両社で協力することで成果が出たのが率直に嬉しかったですね!
ー 私もあの施策で成果が出たのは嬉しかったです!
小松:
私も成果が出て、嬉しかったですね。この施策は弊社で実施したユーザー調査の結果をもとに「どのユーザー層を救いたいか」という想いから動いています。ユーザー調査の結果、いくつかの救いたいユーザー層をあぶり出せたのですが、その中でも「仕事探しの方法が分からないユーザー」に対する施策を打つことを決めました。
そこから、このユーザー層へのアプローチとして「ユーザの心情に立ち、バイトを応募するまでに不安となる要素をプッシュ通知にてサポートする」という方針で改善していくという提案をいただいてから、すぐに試してみたのを覚えています。
吉野:
結果が出た時は嬉しくて、すぐに『Slack』で共有しました。笑 他の施策でも、良い数字が出るとすぐに共有し合って、一緒に喜べるのは良いですよね。
小松:
ちなみに、支援いただく前は全ユーザー向けにプッシュ通知を配信して、効果検証はなんとなく良かった・悪かったぐらいしか見れていませんでした。支援いただいてからは、細かく仮説を立ててセグメントに切り分けて施策を実施し、丁寧に分析・改善していくというのが当たり前になったのも良い変化だったなと感じています。
Reproに期待したくなるのは「プロダクトが進化し続ける」から
小松:
支援いただいた話と少し変わってしまうのですが、『Repro』を数年間使ってみて、プロダクトの進化が実感できて、ツールにも期待をしたくなるというのが個人的に好きなポインです。
「誰に、どのように」というマーケティング施策の設計がとてもやりやすくできているなとも感じています。ー 小松さんには過去に弊社のPMに改善要望を出していただいたこともありましたね!
小松:
懐かしいですね。あの頃は確かReproさんもメンバーがまだ少なくて、夜になるとメンバー全員でご飯を作って食べていた時期ですよね。私もオフィスに訪問して、一緒にご飯を食べながら「こういうプロダクトに進化すれば良いのではないか?」というディスカッションをしたのを覚えています。
『Repro』が凄いのは、そこからちゃんとプロダクトに要望が反映されていったし、そのスピードが早かったことです。どんどんマーケターにとって使いやすく成果も出しやすいツールに進化しているのを見ていると、私たちも負けていられないなと思ったりします。
吉野:
あとはユーザーコミュニティ『Pluto』で他社のアプリマーケターの皆さんと交流出来るのも嬉しいですね。他社でどのように『Repro』を活用しているのか、どのような施策を実施し、どのような効果があったのかを具体的に知ることが出来るので、私たちの実際の業務にも活かされています。
先日、同じ求人系アプリをテーマにした分科会に参加したのですが、競合サービスだからと探り合うのではなく、お互いにどのような悩みがあるのか共有し合い、課題を打開するための案を一緒に考えられたのは、他にはない体験でした!
これからも二人三脚でお互いに進化し続けていく
ー 最後に、今後について、お聞かせいただけますか?
小松:
『バイトル』で成果が出せているので、他のアプリでも導入を検討してきたいと思っています。『バイトル』以外では『バイトルNEXT』でも『Repro』を活用していますが、他のアプリについても、しっかりとグロースさせていきたいと考えていまして、アプリマーケターやエンジニアを絶賛募集しています!
ちなみに募集要項の中に「Reproの利用経験がある方」という文言を入れていまして。笑 私たちにとっては『Repro』がインフラになりつつあるので、更なるプロダクトの進化を期待しています!
ー 今後も貴社のインフラであり続けられるように改善を続けていきます!
吉野:
私も、より成果を大きく、効率的に出していけるように、『Repro』の進化には期待していますね。個人的に一番期待しているのは他社ツールとの連携強化でして、社内のマーケティング基盤として利用している『Adobe Analytics』ともシームレスに連携出来るようになると、さらにレポーティング業務が効率化されるなと思います。また、今後も「アプリマーケティング支援」をお願いし、一緒に『バイトル』をグロースさせ続けていければと思っていますので、引き続きよろしくお願いしますね!
ー はい!こちらこそ、よろしくお願いいたします!小松さん、吉野さん、ありがとうございました!!
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課題 日々の運用に追われ、アプリ内マーケティングまで手が回らない
1現役の就活生を支える就活支援アプリ
『速効内定』自体はもともと株式会社ウェブクルーから2015年3月にリリースしたアプリ。同社で運営していた落としきりのSPI問題集が学生たちに人気だったため、普段づかいしているスマホで移動時間などにも気軽に利用してもらえるよう、学生向けのアプリとして転換したものでした。
経団連が「採用選考に関する指針」で選考の開始を6月に早めたこともあり、就活生は複雑化したスケジュールで就活しなくてはならないため、ナビサイトだけではなくより多くの手段を利用して情報を収集しています。現存のナビサイトや情報交換ツール、SPIテストなど、就活に必要なものを全てつめこみ、より最適化したツールが必要になるのでは…と考えて形にしました。
シンクトワイスは「エンジニア就活」などのウェブサービスの事業買収や自社でウェブサービスを作っていましたが、さらにITの力を使って企業と学生をスムーズにマッチングさせる世界を実現すべく、ウェブクルーと2016年1月に業務提携を行い、その後2017年1月に事業譲受しました。
例年、就活中の大学生・大学院生の数はおよそ40万~50万人と言われておりますが、そのうち一割程度の方に利用いただいております。月間のアクティブユーザー数はナビサイトが解禁される3月がピークで2万ほど、そこから選考開始する6月に向けて緩やかに減少していきます。
2アプリから価値と可能性を創出する
はじめはアドネットワークの広告課金モデルで運営していたのですが、学生たちは学習がメインで利用しているのでなかなかクリックされず、ユーザー課金もあったのですが、学生さんが利用するものであるため課金までのハードルが高く、このビジネスモデルは崩壊していました。
そこで改めて『速効内定』本来の目的は何かを考え、就活中の学生たちが大手新卒ナビサイトでは探せないような優良企業を発見して応募につながるように、このサービスを通して企業と学生の出会いの場を作ろう——と。
ウェブクルーは『速効内定』のデータを活かしたスカウト型採用ツールの提供もしていたのですが、もともと人材系のノウハウがあるわけではなかったため一旦その事業を停止しました。それもあって、年間12,000人以上の学生との接点をもち、新卒人材紹介の領域において実績とノウハウを兼ね備えたシンクトワイスに事業の譲渡をした…という経緯があります。
そこで、学生にはシンクトワイスの事業の柱とする企業説明会へ積極的に参加してもらい、出会いを広げてもらう。本来の事業の強みを生かすためにも、企業側に対し説明会への送客を課金モデルとする方向へシフトしました。
学生さんたちは自分たちが名前を知っている企業だから行こうかな、という“なんとなく就活”が多かったりします。このままではたくさんのチャンスが目の前にあっても気づかないまま通りすぎてしまう。大手以外の中小企業やベンチャー企業にもたくさん優良企業があります。そこで私たちが架け橋になって、「説明会に行ってみようよ!」と学生さんたちに促し、彼らの視野と可能性を広げたい。そこでマネタイズモデルと目的が一致したわけです。
3運営の人手不足でマーケティングが行えず
アプリに関しては新規事業扱いであったため、リリース後の運用は私一人が主導で行い、あとはサポートとしてちょこちょこ手伝ってもらっている人がいるだけでしたので、実質は1.5人ぐらいで運営をしていました。担当領域がアプリのサービス企画から開発ディレクション、記事コンテンツの外注コントロールに加え、定期SPIテストが本体のデータベースとの連携が取れていないので手動で設定を行ったりと、とにかく日々の運用だけで手一杯。
一つのKPIとして「説明会参加」があったので、アプリと言ったらプッシュ通知だと思い、「新着の記事はこちら!」など、全てのユーザーに同じ内容のプッシュ通知を送っていました。
Googleアナリティクスで効果検証はしていたものの、プッシュ通知も自前でしたし、本当に効果があるのかどうかははっきりとわかっておらず、もっとしっかりアプリの効果を検証・分析して、プッシュ通知の施策を考えたり、送客の強化をはかりたいという思いがありました。
導入 KPIの設計から施策の立案・実行まで支援するアプリ内マーケティング支援サービス
1『Repro』導入の決め手は動画の録画機能
そういった思いから、プッシュ通知のツールで何か効果的なものはないかと手探りで探していたところ、知人にご紹介いただいた複数社のツールと比較検討をしましたが、ユーザーがアプリをどのように利用しているのか、その行動を動画に録画できることが決め手となり『Repro』の導入を決定しました。
『Repro』にはアプリ改善のための分析機能が豊富にあるし、学生の迷いや使い方の遷移などが動画ではっきりと見えるため、仮説だけで考えていたものに対して問題の発見や気づきを得ることができました。
アプリ内マーケティングを行うためのツールを導入したはいいものの、たくさん機能があるけどどうすれば分からず、とにかく最短の目的を果たそうと説明会に送客するために●年卒というセグメントで「企業の説明会に行ってみては?」や説明会へ誘導するためのプッシュ通知をとにかく送りまくっていましたが、そもそもの運用メンバーが少ないために改善にまではなかなか手が回らず…。
『Repro』のカスタマーサポート担当者にこの悩みを相談したところ、KPIの設計から施策の立案・実行までを支援いただけるアプリ内マーケティング支援サービスをすすめられ、今の状況を打破したいとの思いで即決しました。
2アプケティング支援サービスを初めてからはリッチプッシュで加速!
説明会申込実行をゴールとした、KPIツリー</sp/p>
アプリ内マーケティング支援サービスを依頼後は、まずビジネスモデルを元に『Repro』の担当者にKPIツリーを作成してもらい、説明会申込というゴールに対してどのように導くのかというシナリオ設計とシナリオにおけるユーザーのフェーズごとの施策を行うことになりました。
ユーザーの行動を分析していくと、アクティブ率が上がった後に説明会の申し込みが増える傾向にあるので、継続的に利用してもらえるようにアプリの初回起動後に「ありがとう」というメッセージを送ったり、新着記事を知らせるメッセージを送るなど、A / Bテストを積極的に実施。さらに、一番開封率が上がるSPI対策のプッシュ通知を休眠復帰対策として促しました。
効果 アプリ内メッセージやプッシュ通知の改善でアクティブ率が約130%向上
1実際に上がった数字を見て効果を実感
このような施策を行なった結果、アクティブ率は前年比約130%にアップ!通常、3月から6月に向かってアクティブ率は下がるものなのですが、上がっている状況を目の当たりにしたことで効果を実感できましたね。
5月以降はリッチプッシュ通知を送って更にアクティブ率を維持、スカウト系のプッシュ通知やアプリ内メッセージの施策により、昨年同時期よりも多くの説明会へも申し込みを獲得できました。説明会への訴求は普通のプッシュ通知だと弱いのでどうしようと悩んでいたら、『Repro』の担当者に通常企業がメールで送るスカウトをリッチプッシュ通知として送ることをすすめられ、すぐに実施。この施策は一番大きな効果が見られた気がします。
一人ではリソースがなくて改善まで手が回せない状態だったところ、アプリ改善への具体的な施策を実施できたことに感謝しています。
月に一度の訪問で共有いただくレポートや、翌月の施策案やディスカッション…。運用を任せて最もよかったと思うのは、担当者が私たちに寄り添い、どんな時も挫折しそうな気持ちをサポートしてくれたこと。また、知識やノウハウがあるので安心してお任せすることができましたし、効果のある施策やプッシュ通知を通してユーザーとのコミュニケーションも近くなった気がします。
プロの視点で的確な運用をしてもらえますし、私自身も教えていただきながらスキルやノウハウを蓄積できることもメリットだと思っています。
2「可能性を広げる」ための就活を、学生たちに伝えていきたい
今後は『Repro』を利用して、さらに学生の立場に立ったアプリとして確立させていきたいですね。そのためにはユーザーとどのようにコミュニケーションをとっていくべきか、アプリやサービスを通して考えていかなくてはと思っています。
具体的な施策としては、広告運用やアプリストアでの上位表示の最適化を行いつつ、説明会に参加する学生たちに対してパーソナライズしたプッシュ通知を送りたい。去年利用したユーザーの動向やデータを分析して、今後刈り取っていきたいユーザーの獲得をしていきたいと思っています。
どんな学生にもどんな企業にも、同じように可能性を与えられないかと考えています。また、ネームバリューだけで企業を選ぶのではなく、自分が社会人として将来どうありたいか、そのために就活をするのだ、ということをアプリの中で体現して伝えて行けるよういきたいですね。