モバイルアプリがスマホサイトに勝る10の理由(後編)

Repro Journal編集部
Repro Journal編集部
2020.06.01
モバイルアプリがスマホサイトに勝る10の理由(後編)

目次

6.新たなブランドイメージを提供できる

モバイルアプリが企業のWebサイトから独立して以来、アプリはユーザーに新しいブランドイメージを提供できるという自由さを持っています。つまりアプリにおいて企業はこれまで自社サイトで打ち出してきたようなブランドイメージと異なる新しいブランドイメージを試すことができるということです。(もしくはアプリによってブランドイメージの統一も可能です。)さらに言えば、企業は特別なアプリを開発することによって自社のブランドイメージの変革も可能になるのです。

「モバイルアプリはあなたが提供しているプロダクトやサービスとは異なるブランドイメージを生むために使われることもあります」加えて、モバイルアプリはユーザーがアプリを使い込むほどにユーザーにカスタマイズされたものになります。これがさらにアプリのパーソナライズを深めてくれます。

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マイクロサイトの考え方も同じようなところからきています。マイクロサイトは親サイトと比較すると、ユーザーに独自のブランドイメージを提供することができます。マイクロサイトはサブブランドやイベント、新しく始まったサービスのプロモーションでよく使われます。

関連記事:A Cheat Sheet on Using Microsites To Build Traffic

7. ユーザーはアプリにより多くの時間を使っている

モバイルユーザーはモバイルアプリに86%、モバイルWebサイトに14%に時間を消費しています。

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さらには、ユーザーがモバイルアプリにかける平均時間も増加しており、2014年から2015年にかけて21%も上がっています。ここで考慮するポイントは、アプリの消費時間の大部分はゲームアプリやソーシャルメディアアプリだということです。

しかしながら、(上記で述べた14%の時間以外に)モバイルWebサイトでどのサイトによくアクセスしているかがわかるデータは持っていないので、アプリとWebの消費コンテンツについて比較することはできません。

8.新たなコンバージョンチャネルとして活用できる

もしあなたがコンバーションを増加させたいと思っているのであれば、モバイルアプリはユーザーをコンバージョンファネルにおける次のステップに推し進めるのにうってつけの媒体です。

モバイルアプリはファネルの一番上、つまり認知フェーズにいるユーザーと、一番下、つまりコンバージョンに至るユーザーの両方を獲得するために使うことができます。

例えば、ユーティリティ系のアプリはファネルでいう一番上のユーザーを惹きつけ、そのユーザーをファネルの一番下の「見込み顧客」と言われる段階まで進めます。一方、Eコマースなアプリは既に購入する可能性の高いファネル最下部のユーザーを獲得しています。

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モバイルアプリは(コンテンツや利便性に基づき)自然とターゲットとするユーザーが絞られるため、アプリはコンバージョンファネルの特定のユーザーに向けて使われる一方、モバイルWebサイトは多様なユーザーにリーチすることができます。

9.ブランドの存在感を出すことができる

ユーザーは多くの時間をモバイル端末の利用に充てています。端末にインストールしたアプリは毎日目にしているといっても差し支えないでしょう。この「毎日接点がある」というのはつまり、アプリにとってブランディングの機会となります。ユーザーがモバイルアプリを使っていないときでさえ、彼らはそのアプリに紐づいたブランドを思い出しています。アプリのアイコンはブランドの小さな広告のように機能しているのです。

「モバイルアプリのアイコンは革新的な広告バナーのような役目を果たします。」 端末におけるアプリの存在感は、無意識にブランドの認知向上を助けてくれます。 10-reasons-mobile-apps-are-better-07 このユーザー行動は、信号検出理論と関わりが見いだせます。信号検出理論とは、ユーザーの意識のある段階で無視されていた広告でさえもユーザーが通過してしまうことを提案することです。 関連記事t: Why Banner Blindness Shouldn’t Scare You

10.アプリはWebサイトよりも速く動く

良く設計されたモバイルアプリはモバイルWebサイトよりも遥かに素早く動きます。たいていのアプリはモバイル端末上にデータを保存する一方で、Webサイトは一般的にWebサーバーを使います。この違いによって、データの検索性はアプリのほうがスムーズに行われるのです。

アプリはユーザーの好みを保存することでユーザーの行動に先んじて動作し、ユーザーの時間をさらに節約することができます。

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モバイルアプリがWebサイトより速く動く技術的な裏付けもあります。モバイルWebサイトは機能のほとんどがjavascript によって実行されます。そして、アプリが使うフレームワークはjavascriptの5倍速く動くのです!すべてバックグラウンドで動作していますが、ユーザーはアプリのフロント部分の動作でアクションをすばやく完了することができます。

モバイルアプリとモバイルサイト、どっちを選ぶべきか?

モバイルWebサイトとモバイルアプリの両方開発することはコストがかかることは周知のとおりです。予算やビジネスゴールに基づいて、二つのチャネルのうちの一つを選ぶ必要があるかもしれません。どちらのチャネルにも良い点と悪い点はありますが、モバイルアプリは特に、より高いコンバーションをもたらす助けとなります。モバイルアプリはWebサイトにはない様々な機能があり、優れたパーソナライズや快適な操作を提供してくれます。

この記事は、VWOの記事 "10 Reasons Why Mobile Apps are Better Than Mobile Websites" を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on VWOin English under the permission from the author.

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