2020.12.15

iOSアプリの審査でリジェクトされないための7つのステップ

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私は、年々進むAppleによるApp Storeの支配に辟易しています。App StoreはAppleが運営しているので、規約内容はもちろんAppleが決めています。規約に納得できないのであれば、他のアプリ配信プラットフォームを使うしかありません。しかし、Apple製品を使っている人は世の中にたくさんいて、その人達にアプリを使ってもらいたいのであればApp Storeの規約に従うしかないのです。

今回、私はスムーズにApp Store審査に通る方法を皆様にお伝えしたいと思います。まずアプリ開発を始める前に「App Store審査ガイドライン」を読みましょう。ガイドラインは毎回、WWDCの後に更新され、日本語を含む多言語で書かれています。

次に、「一般的なアプリケーションの却下理由(英語版)」を読みましょう。ページの最後の方にある素敵なグラフまでしっかり読んでください。何か気づきましたか?書いてあることは至極真っ当なことです。しかしリジェクトされるとみんな腹を立てるのです。

リジェクトされるケースは主に2通りあると思います。

この記事で分かること

ケース1:メタデータ(metadata)が悪い

この問題に対応するにはまず時間を取り、準備をすることです。具体的な対応方法は7点あります。

1.リリース1ヶ月前にはiTune Connectにアプリをアップロードする

iTunes Connectにアプリをアップロードするときは、画像を含め全てのメタデータを入力してください。

※文字列やリンクを仮のものにしている場合は、全て正式なものに置き換えましょう。

2.開発者に事前チェックをお願いする

開発者に「Fastlane’s tool」に書かれているチェック項目を確認してもらいましょう。

3.メタデータを意識しながらもう一度ガイドラインを読む

ガイドラインの基準は満たしていますか?少しでも満たしてなければすぐに直しましょう。「AppReviewTimes」によるとApp Store審査には1.5日から4日かかります。新規アプリの場合、長めにかかるので注意しましょう。

4.とにかくたくさんテストをする

審査中にアプリに問題が起こればリジェクトされてしまいます。確実に審査に通るためにもテストを重ねましょう。

5.正直にAppleに全ての情報を提供する

下手に隠したりごまかしたりすると逆に不利になります。ユーザー登録が必要なアプリならあらかじめユーザー名とパスワードを提供しましょう。また、アプリで何ができるのかも明確に示してください。

6.ある程度完成に近づいたら「TestFlight (Appleが提供するベータ版テストサービス)」に出す

仮審査をしてもらうことで、本審査への準備ができます。

7.最終バージョンのアプリをリリース予定日の2週間前までには審査に出しましょう

最初の審査が終われば2回目の審査にはさほど時間はかかりません。2週間前に出すことで1回目の審査でリジェクトされてもリリース日に間に合う可能性があります。

ケース2:アプリのビジネスモデルがAppleの規約に反している

私が実際に出会ったアプリ開発者の中に、ユーザーが投稿した写真を他の人が評価するアプリを開発している人がいました。しかし、投稿される写真は景色や物だけではなく、次第に人物や自撮りなどが投稿されるようになり、それらの写真も評価されてしまったのです。

アプリのユーザーが増えるに従って評価機能は議論を呼ぶことになり、Appleはアプリの配信を停止しました。近年10代の若者のいじめや自殺が増えていることもあり、Appleとしては人を傷つける可能性のあるアプリを排除しているからです。

アプリ開発者の彼もこのアプリは規約スレスレだったことを認めていました。アプリが排除されるリスクもありましたが、自分のアプリは大丈夫だろうと思っていたそうです。しかし、アプリを開発するのにものすごい時間をかけたのに、配信停止という悲しい結果になってしまいました。

プロジェクトを始める時、最終的にApp Store審査に通らないかもしれないリスクがある場合は思い切ってプロジェクトを止めるか、別のやり方に変更するか見極めなければなりません。何ヶ月も頑張って開発したアプリが開発後にApp Store審査に通らなかった場合、納得がいかないと思います。そのためにもプロジェクトの初期段階でガイドラインをしっかり読みましょう。

この記事は、iOSアプリの戦略立案や開発を行なっているOliver Destrebecq氏がINCIPIA社に寄稿した”7 Steps To Not Be Rejected From The App Store“を了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on INCIPIA in English under the permission from the author.

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