2020.06.03
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ディープリンクとは、アプリの特定の画面に遷移させることのできるリンクのことです。
以前はwebサイト内のページに直接遷移するリンクのことを指していましたが、スマートフォンの普及に伴い近年ではその意味が再定義され、単純にurlからアプリを起動するだけでなく、アプリ内の特定の画面に直接遷移するリンクのことも指すようになりました。
本記事ではディープリンクの利点や各プラットフォームの対応状況をまとめています。
モバイルアプリは単機能化が進んでおり、ユーザーは目的に沿ってアプリを切り替えて利用するスタイルをとります。ディープリンクを実装することで、あるアプリから別のアプリへの遷移やwebサイトからアプリへの遷移がよりスムーズになり、アプリ利用者のユーザー体験、アプリ外からのコンバージョン、アプリの再訪率などを高めることができるのです。
ディープリンクは各プラットフォームで対応が進んでいるので、簡単にご紹介します。
Smart App BannersとはiOS6以降に利用できる技術です。Smart App Bannersを表示するmetaタグをwebページに挿入すると、Safariでそのページを訪問したときにページの上部に指定したアプリのバナーが表示されます。
アプリがインストールされている場合は、アプリへのディープリンクが表示されます。
アプリがインストールされていない場合は App Store へのリンクが表示されます。
Universal LinksはiOS9から利用できるようになった技術です。
Universal Linksを実装すると、webサイトのコンテンツにアクセスした際に、そのURLに対応するアプリのコンテンツを表示することができます。
従来のURLスキームを使った実装とは異なり、webページを挟まずにすぐにアプリを起動できるという利点があります。
Search APIsはiOS9からの技術で、Spotlightの検索結果にアプリの特定のコンテンツを表示させるためのAPIをまとめてSearch APIsといいます。実装することで、アプリ内の情報をユーザーに見つけてもらいやすくなるのです。
Firebase App Indexing(旧Google App Indexing) はGoogle が提供する技術です。アプリのコンテンツをインデックスすることで、モバイルでのGoogle検索の結果からアプリ内へのコンテンツに直接遷移することができます。Androidだけではなく、iOSにも対応しています。 App IndexingはGoogleの検索アルゴリズムのランキング要因にもなっているので、Webサイトでもアプリと同様のサービスを提供しているアプリ事業者は実装すべきでしょう。
資料:https://firebase.google.com/docs/app-indexing/
App LinksはFacebookが提供するオープンソースのアプリ連携サービスです。実装することで、Facebookから別のアプリの詳細画面に直接遷移することができます。Facebookの本体アプリとMessanger間の連携などで利用します。
資料:https://developers.facebook.com/docs/applinks
ツイートにApp StoreやGoogle Playに書いてあるアプリの情報を表示できる機能です。アプリをインストールしていないユーザーにはインストールの誘導が、すでにアプリをインストールしているユーザーにはアプリ内の詳細コンテンツに遷移させることができます。
資料:https://developer.twitter.com/en/docs/tweets/optimize-with-cards/overview/app-card
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