仕事効率化アプリをプロモーションする方法

Repro Journal編集部
Repro Journal編集部
2020.06.01
仕事効率化アプリをプロモーションする方法

目次

時間がない!と誰もが日々感じています。ではどうすれば時間不足を解決できるのでしょうか。

どれだけ技術が進歩しても、少し息を抜いて人生を楽しむだけの時間の余裕がないのは、こなせる業務が多くなるほどアイディアも増え、そのアイディアを実行するのに時間を費やしてしまうためです。現代人は睡眠時間さえ奪われ、1日がなぜ24時間しかないのだろうと日々頭を抱えています。

ダウンシフトも最近では多くなっていますが、誰もが選べる選択肢ではありません。仕事効率化アプリを開発することで、他の人が生み出した生産性アップの秘訣を多くの人に伝え、人々の時間不足の解決ができるのです。しかし、そんなアプリを開発したけれども、プロモーションする方法がわからないという人もいるかと思います。そんな方はぜひ今回の記事を読んでみてください。即効性があり、効果的なプロモーション方法をご紹介します。

ビジネスモデル

まずはApp Annie発表の、アメリカのアプリユーザーを対象とした最新ランキングを見てみましょう。

仕事効率化アプリのiOS端末におけるランキング(画像上段) と、Androidユーザーにおけるランキング (画像下段) を分析しています。

iOSでは無料アプリのトップ3をGoogleのアプリが占め、「Yahoo!メール」が続く結果となりました。どのビジネスにもメールは必須となりますが、ランキング上位のアプリはどれもメッセージを整理して保存する機能があります。

ランキングの結果からわかるように、時短アプリ、パスワード管理アプリ、あるいは写真や様々なファイルを整理できるアプリが最も好まれています。トップセールスランキングの上位にランクインしているアプリは無料でダウンロードでき、特別な機能を利用するには課金が必要なタイプのものが多いです。

ImageSource: https://www.appannie.com/en/apps/google-play/top/united-states/application/productivity/

今すぐアプリのマーケティングをはじめる!

今すぐアプリのマーケティングを始めましょう!明日から、来週から、あるいはダウンロード数が伸びていないことがわかってからプロモーションを始めればいいなどと悠長に構えている場合ではありません。

思い浮かんだアイデアを話す、実際にリソースを割いてアプリを開発する価値があるか検討する、マーケットリサーチを実施する、オーディエンスの動向を探る、オーディエンスに接触するという一連の活動を今すぐ実行しなければなりません。

1日にこなせる作業量を増やせる画期的な方法を思いついても、情報を発信しなければ、世の中の人はその方法を知ることはできません。アプリが人気を得るための秘訣は、マーケティングと開発の両方を上手く進めていくことです。「Dropbox」の事例を見ると、ユーザーにアプリを見つけてもらえるよう初期段階から働きかけることが、ユーザーを引き付ける上で良い施策となったことがよくわかります。

Image Source: https://itunes.apple.com/us/app/dropbox/id327630330?mt=8

作業に集中できるアプリを!

人は1度にいくつものタスクを片付けることはできないので、シンプルなアプリを心がけ、画面上に不要な要素があちこち表示されることがないように気を付けてください。使いやすいインターフェースを作りましょう。

たくさん機能を搭載したアプリでも、1度に使う機能は1つです。ユーザーが機能を選択したら、それを最後まで完了できるようにする必要があります。ポモドーロ・テクニックという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?アプリを開発したことがある人なら大半が使ったことのあるテクニックだと思います。

生産性を向上するためには、ユーザーが一定時間内でひとつの作業に集中する必要があります。そしてひとつの作業を終えたら、次の作業に移る前に少し休憩を挟まなければなりません。この休憩時間を使って関連性のある広告を表示することも可能です。「Keeper」はユーザーがパスワードを一括管理できるアプリですが、その機能がパッと見てわかるように表示されており、とてもシンプルです。

ImageSource: https://itunes.apple.com/us/app/keeper-password-manager/id287170072?mt=8

「時間の節約」を意識する!

ユーザーが仕事効率化アプリをダウンロードする時に一番の決め手となるのが、時間を節約できることです。仕事効率化アプリは時短を意識したものでなければなりません。顧客はアプリストアの紹介ページを訪れたとしても、ダウンロードを決める理由を見つけるまでに長々とした説明文を読む暇も、すべての機能をいちいち確認する時間もありません。このような手間をかける時間が、仕事効率化アプリで節約できる時間より長いようなことがあれば、アプリの意味がなくなってしまいます。アプリをダウンロードすれば、ToDoリストに書き出す間もなく作業が終わってしまうと今すぐアピールしましょう。「Evernote」と「Google Drive」の連携機能は分かりやすい事例です。

ImageSource: http://socialmarketingwriting.com/productivity-tools-focus-social-media-marketing/

ソーシャルメディアを使わない!

仕事効率化アプリをソーシャルネットワークで紹介してはいけません。アプリのマーケティングでまさかそのようなアドバイスをすることになるとは思いませんでしたが、ソーシャルネットワークのユーザーによく見られるのが作業の先延ばしです。つまりやるべき業務を終わらせるのは後にして、ソーシャルメディアにログインしている人が非常に多いのです。

ソーシャルメディアに投稿されているメッセージやコメントを夢中で読んだ後に、そもそもやるはずだった業務を終わらせようという気にはなりません。売り出したいのは仕事効率化アプリですから、ソーシャルメディアがターゲットオーディエンスを見つける場とならないことは明らかです。ソーシャルメディアではなく、業務効率を上げる方法を紹介しているブログやwebサイトを多く利用しましょう。例えば『A LIFE OF PRODUCTIVITY』では「Instapaper」を始めとする仕事効率化アプリをオススメする記事を載せています。

Image Source: https://itunes.apple.com/ro/app/instapaper/id288545208?mt=8

最後に

要点を把握し、そこに注力することが、仕事効率化アプリの開発からプロモーションに至るまでの全段階において大切です。誰にとっても時間は貴重なものです。仕事効率化アプリの場合、賢く時間を節約することを常に心がければ、トップセールスランキングの上位を狙えます。

この記事は、App Samurai社のブログ"How To Promote Productivity Apps"を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on App Samurai in English under the permission from the author.

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