2021.03.25

アプリマーケティングを成功に導く絵文字の活用方法とは?

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この記事で分かること

アプリマーケティングを成功に導く絵文字の活用方法とは?

今回は絵文字というエモーショナルな表現手法について紹介します。絵文字は約2文字分の大きさの絵で、様々な感情や思いを表現することができます。顔文字(エモーティコン)とは定義が異なるので、絵文字と顔文字を混同しないよう注意しましょう。

絵文字は1990年以降、日本で発明されました。Appleがその絵文字を初めて導入し、その後Googleも導入したのです。絵文字の登場はモバイル市場に大きな影響を与えました。その理由は簡単で、絵文字を使用した個性的なメッセージが人気を得て、少ない文字数で多くの感情を盛り込めるようになったからです。

絵文字がどのようなものかはすでに広く知られていますし、ほとんどの人が絵文字を使用しています。しかし絵文字の使用がマーケティングに及ぼす影響については明確にされていません。実は思った以上に影響力があるのです。という訳で、これまで知られていなかったその影響を見てきましょう。

絵文字を使用するとマーケティング戦略はどう変わる?

Appboyの提示するグラフを見ただけでも、絵文字の利用者が日々増加しているのは一目瞭然です。

2015年のたった1年で、絵文字利用者は7倍以上に増えた


絵文字で文章を魅力的に

2つのメッセージがあるとします。ひとつは飾り気のないシンプルな文章です。もうひとつは文章中に絵文字が1、2個使われています。読んでみたいと興味を引かれるのはどちらのメッセージでしょう?当然、2つ目の方が読んでもらえる可能性が高いですよね。

絵文字で感情を伝える

情報が目まぐるしく行き交う現代において、相手の感情を上手く読み取ったり自分の感情を表現したりする方法は常に模索されています。ここで絵文字を使用することにより、モバイルアプリという人工的なプログラムにおいても人間味のある表現が可能になるのです。シンプルな笑顔の絵文字を付けるだけでも、メッセージを好意的に受け取ってもらえます。

絵文字でさらにわかりやすく

思いを伝える言葉が見つからないという時に最適な解決策が、その思いを表す絵文字を使用することです。もはや驚くことでもありませんが、大半のインターネット利用者がこの方法を使ってコミュニケーションをとっています。

今やインターネット利用者の92%が絵文字を使っている


絵文字を使用すべき最適なマーケティングチャネルは?

アプリへの注意を引き付けるための絵文字の最適な活用方法を紹介します。

チャネル別の絵文字使用状況を示したグラフ。プッシュ通知での絵文字利用件数は、AndroidがiOSに比べて60%以上増加している。Eメールでの絵文字の使用は、1年で71倍以上も増加した。


Eメールマーケティング

アプリマーケティング戦略のひとつとしてEメールマーケティングがあります。Eメールのメリットは、好きなメディアを組み合わせてメールを作成できるという自由度の高さにあるのです。

文章、画像、動画など様々なパーツがありますが、そこに絵文字を少し入れるだけであなたの思いをパッと見てわかるようにすることができます。特別なイベントを行う際にはそのシンボルとなる特別な絵文字を使うことで、読者にその重要性を一目でわかってもらえるようにしましょう。

パッと見て内容がわかるように、件名に絵文字が入れられている


ソーシャルメディアにおける絵文字活用

アプリを売り込むチャネルとして、アプリと親和性があるソーシャルメディアを使用している人も多いと思います。我々AppSamuraiのソーシャルメディア広告のカテゴリに入っている記事はすでにお読みになっているかと思いますが、ソーシャルメディアに絵文字を取り入れたときのフォロワーの反応には興味があるはずです。

Social Media Todayが最近発表した記事は、絵文字の効果がよくわかる様々な統計結果をまとめて紹介しています。

様々なソーシャルメディアで絵文字は使用されている


アプリ内メッセージ

アプリ内メッセージはどのモバイルアプリにもなくてはならない機能です。アプリ内メッセージにも絵文字を入れこみ、少しだけ工夫を凝らしてみましょう。例えば2016年末にAppleがiOS 10.2向けに導入した最新の絵文字から、クリエイティブな発想が得られるはずです。

AppleがiOS 10.2向けに導入した最新の絵文字


プッシュ通知

iOS10のプッシュ通知では、プッシュ通知にリッチメディア((音声や動画などの動的コンテンツ))を追加することが可能になりました。新バージョンには他にもたくさんの利点がありますが、ユーザーの興味を引くような絵文字をひとつ使うだけで、その効果はさらに向上するのです。絵文字を適切に選んで使えば顧客の興味を引くことができ、詳細を知りたいとアプリを開いてもらえます。これはアプリマーケティングの最大の目標であるエンゲージメントの獲得に向けた、最も効果的な方法です。

注意点

アプリのプロモーションに絵文字という小さな記号がどれだけ大きな効果を発揮するかはここまで読み進めることで理解できたかと思います。紹介した様々なチャネルでさっそく絵文字を使ってみたいという気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください。とりあえず絵文字をばら撒いておけばいいという訳ではありません。その前に絵文字の賢い使用法について、いくつかアイデアを紹介します。

絵文字の使用頻度

まず考慮しなければならないのは、顧客の興味をそそるメッセージを作成することです。そして合わせて注意したいのが、絵文字にこだわりすぎないことです。

こだわりすぎた例として2016年の新型クルーズ販売に向け、シボレーが2015年に実施したキャンペーンを紹介します。このキャンペーンでは、プレスリリースの全文が絵文字で書かれています。次の絵を見てください。ここから何が読み取れますか?

シボレーの2016年の新型クルーズ販売に向けたプレスリリース


そしてプレスリリースに対するクルーズの潜在顧客の意見を見てみましょう。この手の失敗は、モバイルにおいても同様に否定的なレビューが寄せられる原因となるので注意してください。

シボレーの新たな試みに対し、皮肉が多く寄せられた


絵文字と文章の整合性

使用する絵文字は、文章で伝えたい内容に見合ったものにしましょう。ユーモラスなメッセージを発信したい場合にはおどけた感じの絵文字を使用すると上手く伝わりますが、真面目な話をしたい時や、文章の内容が悲しいものである場合には、ふざけた絵文字は使えません。それが文章の内容を表す絵文字だとしても使用は避けるべきです。

IMDirectMarketingは誰もが参加できるちょっとしたクイズを作成しています。クイズに回答することで、絵文字が持つ本当の意味をどの程度理解できているか判定してもらえるのです。よく見る絵文字でも、思っていたのとまったく違ったメッセージを示すものが多く、驚きの結果となるでしょう。まずはサイトにアクセスして試してみてください!きっと楽しめると思います。テスト後には周囲の人にも同様の問題を出してみましょう。

この絵文字がどんなことを意味しているかわかりますか?


絵文字の持つ意味の多様性

絵文字という「言語」の初心者には、その正しい意味を理解するまでに多少時間が必要です。絵文字を使用する時には、言いたいことが万人に理解してもらえるよう徹底する必要があります。ひとつの絵文字がプラットフォームによって違った意味を持つこともあり、また前述したようにひとつの絵文字が伝えたかった内容とは別の意味を示すこともあります。これは絵文字の達人でも陥りがちな罠です。

このように絵文字には非常に多くの落とし穴がありますが、少しだけ時間を割いて様々な成功例を参考にすれば、絵文字という広く普及した言語を使って、多くのユーザーに読んでもらえるメッセージを作成できるようになります。

最後に

絵文字を賢く活用できるようになれば、アプリのプロモーション戦略をさらに効果的にする小さな武器を手に入れたようなものです。小さいからといって馬鹿にしてはいけません。先に挙げたようなマーケティングの要となるチャネルで絵文字の特性を活かすことができれば、顧客とのコミュニケーションにおいてとても強力な武器となるのです。

この記事は、AppSamurai社のブログ“Smart Use Of Emojis For Mobile App Marketing”を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。 Repro published the Japanese translation of this original article on AppSamurai in English under the permission from the author.

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