Webサイトユーザーをアプリユーザーへ変化させる4つの方法

Repro Journal編集部
Repro Journal編集部
2021.01.27
Webサイトユーザーをアプリユーザーへ変化させる4つの方法

目次

今回はWebサイトユーザーをアプリへ誘導させるのに効果的な方法をいくつか紹介します。Webサイトを訪れた顧客をアプリに誘導するためのベストプラクティスを学んでおきましょう。

アプリのランディングページの完成度を高める

Webサイトでアプリを紹介する時は、実現可能な方法の中でも最良の方法を用いなければなりません。今回の記事を読み進め、学んだテクニックを実践し、ブランドが目に浮かぶような素晴らしいWebサイトを作りましょう。少なくともランディングページは、すべての潜在顧客にアプリがどのようなものかイメージしてもらえるものにしましょう。

ImageSource: http://blog.usabilla.com/16-inspiring-app-landing-pages-and-8-reasons-why-they-are-effective/

【1】アプリへと誘導するメッセージをわかりやすく表示する

Webサイトからアプリまですぐに移動できるように、動線を整えておくことは欠かせません。Webサイトを訪れた潜在顧客が、用意した経路に間違いなく進んでくれるように、大きなボタンを目立つように表示し、そこに短くてわかりやすいテキストを付け加えておきましょう。ユーザーをさらにわかりやすい方法でアプリストアまで誘導するためには、AppleやGoogleの提供しているバッジも利用可能です。バッジをダウンロードする時には利用規約を読んでからよく考えて使用しましょう。

【2】モバイルウェブバナーを活用する

Webサイトを閲覧しているユーザーにアプリをダウンロードしてもらう方法として効果的な方法の1つがスマートバナー(スマホサイトの上部にアプリへの誘導バナーが表示されるSafariの機能、または同様の見せ方のバナー)の利用です。アプリ内の意図するコンテンツまでユーザーを正確に誘導するために、ディープリンクを上手く活用しましょう。Webサイトとアプリの両方に工夫を凝らすことで、顧客の興味を引き、彼らをアプリ内へ誘導するきっかけを増やすことができます。しかしアプリをダウンロードしてもらって終わりではありません。アプリを繰り返し利用してもらうための工夫が必要です。

ImageSource: https://medium.com/mobile-growth/5-actionable-steps-to-increase-app-downloads-a8fc8ee9e3f0#.87qrw1jmy

【3】デスクトップからモバイル端末にアプリのリンクを送る

デスクトップからWebサイトにアクセスした人が、アプリの紹介を見てこれは使えると思った場合、どうすればダウンロードまで繋げることができるでしょうか。このような場合には、アプリをインストールするためのリンクを付けたテキストを送る方法を利用しましょう。具体的に次の2つの方法があります。

SMSでアプリのダウンロード用のリンクを送る

まず、SMSという選択肢です。これはとても簡単に実践できます。モバイル端末でリンクを受け取った人は、アプリのダウンロードを拒否するという可能性はほとんどありません。Webサイトに「リンクを取得する」といったシンプルなテキストを添えてボタンを設置しておけば、ユーザーはスマートフォンにアプリへのリンクを送るために電話番号を入力します。この方法を使うと、ユーザーはSMSを開けばアプリをインストールできるのです。またSMSでユーザーを誘導することにより、アプリの可視性という問題も解決できます。ユーザーがアプリストアで検索してもアプリを見つられなかったら、インストールしてもらえません。その結果、アプリのランキングを上げることもできなくなってしまいます。これが可視性の問題です。

Image Source: https://www.apptamin.com/blog/app-download-button/

メールでアプリのダウンロード用のリンクを送る

アプリをダウンロードするところまでユーザーを誘導できるという効果が期待できる手段としてSMS以外にメールという選択肢もあります。メールならSMSよりも使いやすく、管理も簡単です。ユーザーの中には電話番号を教えたくないという人もいます。しかしwebサイトを見てアプリが本当に必要だと思ったら、シンプルなメールアドレスのみフォームに入力するというユーザーはいるでしょう。

ImageSource: https://www.tatango.com/blog/29-mobile-app-landing-pages-using-sms-to-increase-app-downloads/

【4】リターゲティング広告を利用する

リターゲティング広告は、ランディングページを訪問した人や、アプリをダウンロードする機会を持つその他のチャネルを利用した人など、以前にアプリへの興味を示したことのある潜在顧客を呼び込む手段として使用されます。ランディングページなどを目にしてもアプリをダウンロードしなかったのには、何かしらの理由があるのです。またアプリをすでにダウンロードした人に対しても、2回目以降の利用を促す働きかけが必要になります。

Google AdWords

Google AdWordsを使って、ランディングページを閲覧した全員を対象にリマーケティングしたい場合には、「ユーザーリスト」の一覧から「ウェブサイトの訪問者」を選択します。Google AdWordsの使い方はとても簡単です。これを活用すればランディングページを閲覧した人に向け確実にメッセージを伝えることができます。

Image Source: http://sujanpatel.com/mobile/web-traffic-into-mobile-app-users/

Facebook広告

Facebookのリマーケティング広告は、メッセージを送りたい人のメールアドレスか電話番号を入力するだけで利用できます。「カスタマーリスト」から設定しましょう。同じようにWebサイトの訪問者も登録可能です。「ウェブサイトトラフィック」オプションから登録画面に進めます。

Image Source: http://sujanpatel.com/mobile/web-traffic-into-mobile-app-users/

必ず結果を検証する

何事も必ず計画通りにいくとは限りません。状況は大きく変動するので計画の各段階で効果を計算し、その結果に合わせて方向性を修正する必要があります。

コンバージョントラッキングを実施する

まずはこちらのアクションに対しどれだけの人が反応を示したか確認しましょう。その後、インプレッション数を計算します。さらにA/Bテストも実施し、2つの測定結果を関連付けることで施策の効果を測ることができます。

ユーザーの動向をモニタリングする

次にCTA (Call To Action:行動喚起) をクリックしたユーザーの、その後の動向を観察しましょう。例えばデスクトップからアプリのダウンロードボタンをクリックしたユーザーがいたとします。その時スマートフォンが手元になかったとしたら、それ以降はアプリの存在を忘れてしまっているという可能性も大いにあり得るのです。このような場合はもちろん、アプリの存在を思い出してもらって、それをインストールし、開くところまで誘導しなければなりません。またユーザーがアプリを1度しか使用していない場合には、その理由を特定する必要があります。CTAのメッセージが上手く伝わっていなかった、あるいはアプリに問題があったなどの理由があるはずです。

最後に

アプリのマーケティング施策を始める前には必ず施策を練りましょう。他人にとって有効なテクニックを見つけるだけでは意味がありません。自身の状況に合わせたテクニックが必要です。アプリを売り出すために素晴らしいランディングページを作成したいのであれば、そのページに加えるすべての要素がアプリの成長に繋がるものでなければなりません。

この記事は、App Samurai社のブログ"5 Clever Ways To Drive More Traffic From Website To App"を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。Repro published the Japanese translation of this original article on App Samurai in English under the permission from the author.

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