はじめに
今回は広告マネージャーを用いた広告の効果測定や管理について解説。最後には運用上重要となるKPIについてもご紹介します。これまでの記事で広告出稿までの知識は得たはずなので、その後の広告運用についてもしっかり学んでおきましょう!
広告マネージャーについて
まずは広告マネージャーについて改めて説明します。広告マネージャーとはFacebook広告を出稿したり管理できる専用ページです。全てのキャンペーン、広告セット、広告は広告マネージャー上で設定を変更することができます。また、広告のパフォーマンスを確認することもできるのです。広告マネージャーにアクセスするには、Facebookニュースフィードの左側にあるメニューから広告マネージャーをクリックします。広告マネージャーを開いたホーム画面は、すべてのキャンペーンが把握できる一覧画面となります。
(広告マネージャーのホーム画面。全てのキャンペーンの状態が把握できる)
広告の効果測定
広告マネージャー上ではキャンペーン・広告セット・広告のそれぞれの階層ごとに効果を確認することができます。効果を測定しながら、ステータス(配信・停止)を切り替えたり、効果の上がってきた広告はすぐに予算上限を上げたりなど機動的な運用ができます。
詳細なレポートを見たいときは、期間を指定し、見たいキャンペーンや広告セット、広告をクリックするとレポートが表示されます。効果測定できる項目は、入札額やインプレッション数、CPAなど多数あります。
(詳細なレポートの閲覧方法)
出稿後の広告の修正・変更
Facebook広告は、出稿して実際に表示され、課金が発生した後でも、好きなタイミングで修正や変更が可能です。基本的には広告作成時に設定した項目は全て編集することができ、効果測定の結果や予算の消化状況などに合わせて随時修正を加えることができます。
(広告セットの編集画面。編集後、「保存して終了」をクリックすることで編集が完了する。)
Facebook広告において重要となるKPIについて
Facebook広告において重要なKPIは広告の目的によって異なりますが、CPA(アプリインストール広告ならCPI)やCPM、CTRなどは広告の費用対効果やクリエイティブの効果測定に直結する指標となるので、どんな目的の広告でも注意して見る必要があります。
また、日々広告を運用する中でこのようなデータを蓄積していき、長期的に各KPIの改善を行っていくことが非常に重要です。様々な変数を上手く組み合わせてより良い広告効果を上げていくためにもKPIのデータ分析はこまめに行いましょう。
おわりに
本連載は今回の第五回をもって終了です!Facebook広告そのものの説明から始まり、実際の出稿や運用について解説してきましたが、Facebook広告は「習うより慣れろ」の要素が大いにあるので、ある程度知識を蓄えたらどんどん広告の運用をしていきましょう!何か分からないことや困ったことがあったときは、またこの連載記事を読み返してみるといいかもしれません。