2020.12.15

チャーンとは② 意味/計算方法/メリット

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この記事で分かること

レベニューチャーンとは

レベニューチャーンとは一定期間における損失した収益を表す指標です。ユーザーの離脱や有料会員から無料会員へのダウングレードによって起こります。通常はチャーンというと収益の損失ではなく一定期間に解約や離脱したユーザー数のことを指しますが、サブスクリプション型のサービスなどのビジネスモデルでは収益をベースとしたレベニューチャーンも使われています。レベニューチャーンは損失額の絶対値で算出する場合もあれば、一定期間の売上に占める損失額の割合として算出する場合もあります。

参考:カスタマーチャーン

レベニューチャーンの計算方法

サブスクリプション系のアプリのレベニューチャーンは以下の計算式で算出することができます。

レベニューチャーン = サービス単価 x 一定期間の合計チャーン数

例えば、4月1日時点で月額500円を支払う有料ユーザーが1,000人で、4月中に有料で利用しなくなったユーザーが100人いたアプリの場合、レベニューチャーンは

レベニューチャーン = 500 x 100 = 50,000 円

となります。もしレベニューチャーンを一定期間の売上に占める損失額の割合として算出する場合は、

レベニューチャーンレート = (サービス単価 x その期間の合計チャーン数) ÷ その期間の総収益

となります。上記のアプリの場合、総収益は月額料金500円に期間内のユーザー数1,000を掛け合わせたものなので

レベニューチャーンレート = (500 x 100) ÷ ( 500 x 1,000 ) = 10%

となります。

レベニューチャーンをユーザーチャーンと分けるメリット

複数の有料プランを持つサブスクリプション系のアプリなど、プランごとに1ユーザーあたりの収益が違ってくるビジネスモデルのアプリでは、各プランでカスタマーチャーンとレベニューチャーンを算出しましょう。プランごとに算出することによって収益にインパクトのあるユーザーとそうでないユーザーの離脱率がわかり、注力すべきユーザー層から改善施策を検討することができます。

下記でサブスクリプションアプリにおけるレベニューチャーンの具体的な例をご紹介します。

例:Netflixにおけるカスタマーチャーンとレベニューチャーン

動画配信サービスの『Netflix』は「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3つの料金プランを提供しています。

netflix

4月の有料ユーザー数が各プランとも1万人で、それぞれのプランで1,000人のユーザーが解約してしまったとすると、カスタマーチャーン(CC)とレベニューチャーン(RC)はそれぞれ下記のようになります。

netflix-price-01

上記を見ていただくとわかるように、離脱したユーザーの割合(Customer Churn)は各プランに違いはありませんが、サービス単価が異なるため損失した収益(Revenue Churn)には大きな差が出ます。

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