マーケター必見!Slackをもっと便利に活用するヒント

Repro Journal編集部
Repro Journal編集部
2021.03.25
マーケター必見!Slackをもっと便利に活用するヒント

目次

Slackは使い始めてすぐにその便利さを体感できるツールだということに異を唱える人は少ないでしょう。しかし「自分の会社で現状使っているチャットツールを代替するほど優れているか?」という質問に関してはいかがでしょうか。

恐らく優れている場合とそうでない場合もあると思います。あなたのニーズ次第というところもあるでしょう。Slackは当初は社内メールの代替ツールとして売り出されていましたが、今や単なるメールの代替以上のものに発展しました。もはや日常業務のハブとなり得るメッセージングプラットフォームなのです。

この記事では、Slackというツールのアプリマーケティングにおけるベネフィットついて詳しく説明します。この記事を読んだらきっと試してみたくなることでしょう。

Slackを始める

SlackはデスクトップのOS X、Windows、Linux、そしてモバイルのiOS、Android、 Windows端末で使えます。最新のサポートオペレーティングシステムを確認したい場合はこのページをご確認ください。

Slackの無料プランは非常に財布に優しく、無料で使える期間に制限はありません。登録し任意のOSでログインさえすれば、次は基本的な設定をします。

まず、やり取りをする相手が必要なので”Invite People”リンクをクリックしメールで招待しましょう。招待された人は初期設定によって#generalと#random チャネルに追加されます。変更したい場合はあとで違うチャネルに追加することもできるのです。また、設定で初期設定のチャネルを変更することもできます。

invite-people

次にすべきことは幾つかのチャネルを設定することです。作成するチャネルはあなたのニーズに特化したものになると思いますが、チャンネルはパブリックにもプライベートにも設定できるということは覚えておきましょう。

チャネルは誰でもあなたのチームに入れるように初期設定ではパブリックになっています。スクリーン上部の”Channel Setting”アイコンをクリックすればプライベートに設定することもできます。”Additional Options”をクリックするとこのウィンドウが現れます。

private-channel

“Convert this channel to a private channel”のリンクをクリックすると準備ができます。この変更は元に戻すことができないので覚えておいてください。これでようやく招待した人だけこのチャネルに加わることができます。以上が基本的な設定ですが、もしもっと知りたい場合はSlackのガイドをご覧ください。

チームをオーガナイズする

slack-teams

Slackの最も便利な点は(そして作られた目的は)内部と外部のコミュニケーションを簡単に管理できるところです。内部においては、部署やプロジェクト、その他必要なグループごとの会話を管理するのにとても優れています。また、アプリマーケティングとアプリ開発に関する会話を一つの場所にまとめることもできます。ただチャネルを分ければいいのです。

さらに外部のコンサルタントを参加させるのにも適しています。例えば、企業が外部のコンサルタントにPRを頼むのはよくあることです。そのコンサルタントを内部の#marketing チャネルに加えれば全員が直接コミュニケーションを取ることができます。

アプリマーケティングのコミュニティを作る

team-meeting

Slackは企業やチームに使えますが、パブリックやプライベートのコミュニティを作るのにも使えます。アプリマーケターは二つの基本的な使い方ができます:プロフェッショナルなネットワークとアプリのコミュニティです。

プロフェッショナルなネットワーク

もしあなたが信頼できるプロのアプリマーケターのプライベートネットワークを作りたいのであれば、Slackは最適なソリューションかもしれません。mastermind groupのようなものです。

お互い直接連絡が取れるので、相手の時間を尊重するためにグループ内のマナーや基本ルールを事前に決めて共有しておくことは大事です。しかし何か助けが必要になったらいつでも連絡できるグループを持っているとすごい力になります。

アプリ関連のコミュニティ

Slack上でアプリ関連のコミュニティを作ることもできます。様々な業界でこの成功事例があります。

いくつか例を紹介します。

Slackでコミュニティを作るメリットはFacebookや他のどんなソーシャルネットワークよりもプライベートであることです。自分の個人情報を共有するのが嫌でFacebookに参加しない人もいますから。

Slackのコミュニティを確認するにはSlacklistのようなサイトが便利です。もちろんこのようなコミュニティに参加すると連続して大量のメッセージを受け取ることになります。なので邪魔されたくない時はコミュニティのチャネルの通知をオフにしておきましょう。

Slackコミュニティに入るのにお金を請求する人もいますし、そうでない人もいます。しかしSlackのベーシックプランでは1ユーザーごとに月に7ドルしか支払いは発生しません。そんなにコミュニティ参加費として請求する必要はないと思います。

Slash Commandsの使い方

Slash Commandはコマンドラインの実行に似ていますが、もっとシンプルです。たくさんの便利な機能があります。最も便利な機能のいくつかをご紹介します。

キーボードショートカット

利用できる全てのキーボードショートカットを確認することから始めましょう。Macの場合は ”Command+ /” 、Windowsの場合は“Control+/”というショートカットでSlackで利用できるキーボードのショートカット一覧が見れます。下記のようなページが見れます。

shortcuts

ショートカットの例

/remind 特定の日時に何かやることをリマインドすることができます。To-doリストの代わりとしてSlackを利用すれば非常に便利です。

/kick @user できればこの機能は使わないで済むといいのですが、特にコミュ二ティだと誰かを退会させなければならない時がくるかもしれません。そんな時このコマンドは便利です。

アプリマーケターとしてのSlack活用法

Slackの継続的な成功を支えているのはサードパーティの開発者がSlackと連携できるアプリを簡単に作れる点だと思います。これによってSlackが自社の開発チームでできること以上に多くの潜在的な使い方が広がるのです。

アプリ開発者が利用しているSlackの連携アプリは見たことがあるでしょう。しかしアプリマーケターが利用できるSlackの連携アプリは知っていますか?どんなものが最近あるのか見てみましょう。

App Rader Keyword Tracker

app-rankings-to-slack

これはアプリストア最適化の取り組みを簡単に記録してくれるアプリです。App Radar Keyword Trackerではあなたのアプリを追加すると記録したいキーワードを設定できます。

このアプリはアプリストアを巡回し約10分でキーワードランキングを表示します。その後、日々のアップデートがSlackに届くのです。

このツールはApple App StoreとGoogle Playストアに対応しています。使い始めるにあたって、App Radar のアカウントを設定し、自身のSlackのアカウントと連携させる必要があります。メール経由でも通知をもらえますが、Slackを使っているのであれば必要ないでしょう。

Notify

notify

これはとてもいいサービスで、情報元がソーシャルメディアであることを除いてGoogle Alertsに似ています。Notifyを使うとあなたのアプリについて言及されるたびにSlackに通知が来るのです。

何が言われているのかモニタリングすることによって、それをソーシャルプルーフとして活用することもできますし、批判に対応することもできます。“Red Lobster”((Red lobster:アメリカのシーフードレストランチェーン。ビヨンセが今年のスーパーボウルで初披露した新曲の歌詞内で言及されたが、そのことに関する対応が遅かったためTwitter上で批判を浴びた。))のような失敗はしたくないですよね。

とても素晴らしいアプリなのですが、URLがちょっと残念です。多分そう思っているのは私だけかもしれませんが。

Statsbot

statsbot

最後に、マーケターとしてKPIを理解する必要がある人にとっては分析レポートが欠かせません。Statsbotでは簡単にGoogle Analytics やNew RelicまたはMixpanelをSlackに統合できます。

Slackのコマンドを使って分析情報を手に入れることもできます。例えば、「new users this week」と入力するとStatsbotがアプリやWebサイトに何人の新規ユーザーが来たの表示してくれます。とても洗練されており、他のWebサイトにログインする必要もありません。

まとめ

Slackは目新しくはないコンセプトで成功したサービスの好例ですが、過去のプロダクトよりもさらに便利なプラットフォームにするために改善されてきました。おそらくSkypeやWindowsメッセンジャーもこうなるべきでしょう。

しかし長い間AIM(Aol社製のメッセンジャー)を使っている場合新しいプラットフォームを使い始めるのは難しいでしょう。それともまだIRCメッセンジャーを使っていますか?

冗談はさておき、Slackはアプリをプロモーションしたり、コミュニティを作ったりするのには強力なプラットフォームであり、仕事を楽にしてくれます。もしまだ試していないのであれば、無料プランから始めるのがちょうどいいでしょう。

この記事ではSlackのほんの一部の機能についてご紹介しました。

ぜひ試してみてください!

この記事は、 Apptamin社* のブログ記事 ”SLACK MESSAGING: THE GUIDE FOR APP MARKETERS** ”を著者の了解を得て日本語に抄訳し掲載するものです。 Repro published the Japanese translation of this original article on Apptamin in English under the permission from the author.*

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