2021.06.27

KGI・KPIの違いとは?定義・運用方法とKPIツリーの構築術

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「KGI(Key Goal Indicator)」とは、ビジネスの最終目標を定量的に評価するための指標です。「重要目標達成指標」とも呼ばれます。売上高や成約数、利益率などがこれに当てはまります。

「KPI(Key Performance Indicator)」とはKGIを達成するための各プロセスが適切に実施されているかどうか定量的に評価するための指標です。「重要業績評価指標」とも呼ばれています。セッション数やクリック数など指標は無数にありますが、その中で適切な指標を設定することが重要です。

本記事では、KPI、KGIの違いや適切なKPI設定の方法をご紹介します。

なお、KPIを設定するには、KPIツリーを作成するのがおすすめです。詳しく知りたい方は「カテゴリ別6選!『KPIツリー』作成事例集」を参考にしてください。

WP-KPI

この記事で分かること

KGIとKPIの違い

「KGI」はビジネスゴールを定量的に示した指標そのものであるのに対し、「KPI」はKGI達成までの各プロセスの達成度を測るもので、ゴールまでの中間指標の意味を持ちます。

KPIは「過程」を見る指標なのに対して、KGIが「結果」を見る指標と考えるのがいいでしょう。

例えば売上をKGIとした場合、売上を変動させる要因となる「アクティブユーザーの数」や「課金率」をKPIとしてモニタリングするというわけです。このKGIとKPIの関係を明確にするためには、KPIツリーを作成するのが便利。KPIツリーの作成手順や考え方は下記の記事で解説しているので、チェックしてみましょう。

関連記事:アプリ事業のKPIツリー!具体例を用いて設計方法を解説

KGI・KPIを設定する際の注意点

KPIはKGIが因数分解されたものなので、大前提として最初に適切なKGIが設定されている必要があります。この前提を守れたうえで、以下の点に留意してKGI・KPIを設定していきます。

1.必ず定量化できる指標にする

KGIもKPIも必ず数値としてモニタリングできるものでなければいけません。そうでなければ、実際に達成できているのかどうか、メンバーの間で認識のズレが生じ、話が噛み合わなくなるからです。

例えば、「ユーザーにより満足してもらうアプリにしたい」といった目標の場合、「ユーザーの満足 =アプリストアレビューの平均評価点数」など定量的に評価できる指標にすることでモニタリングや施策の効果検証が行いやすくなります。

2.KGIと結びついたKPIを設定する

KPIがKGIと結びついていなければ、KPIを達成していたとしてもビジネスとして成功しません。KPIにおける目標数値をクリアしていく先に、KGIの達成があるように、KPIを設計しましょう。

例えば「売上」がKGIのアプリの場合、アプリの滞在時間が長くなっても、売上に影響がないのであれば「滞在時間」というKPIは適切な指標であるとは言えません。

このような事態を避けるために有用なのが「KPIツリー」です。KGIを構成する要素を段階的に分解して、施策を実行可能になるまでレベルを落としたKPIの洗い出しをすることができます。

3.施策で改善可能なKPIにする

定量的なKPIを設定しても施策によって改善可能でなければ、モニタリングする意味がありません。KPIが施策と結びついていれば、施策の成果を定期的に検証できるので効果的です。必ず実行する施策とセットで考えましょう。

各KGI・KPIの設定方法

ここからは代表的なKGI・KPIの設定方法についてご紹介します。

継続率

「継続率」を分析することで、どれくらいのユーザーがアプリを継続して使い続けているのか確認することができます。「Googleアナリティクス」など他のアクセス解析ツールではコホート分析ともいいます。継続率を確認することができれば、1ユーザーあたりの売上を明確にしたり、ROIを考慮したユーザー獲得コストの最適化を行ったりすることが可能になります。

継続率を分析する詳しいメリットや、運用方法については下記の記事をご覧ください。

アプリ成長のカギは継続率! (リテンション分析を用いたアプリのグロースハック①)

継続率を分析する重要性を理解しており、すでに分析を行ってはいるけれども、自社アプリの継続率が実際のところ高いのか低いのかわからないという方も多いでしょう。アプリにおけるリテンション率の指標を徹底解説!では、継続率のベンチマークや、継続率を高くする方法を紹介しています。

新規流入

既存ユーザーのみでは売上を伸ばすにも限界があるため、新規ユーザーを獲得することも売上を増やすためには重要です。新規ユーザーを獲得する方法はストア流入と広告流入、口コミ流入の3つが考えられます。

ストア流入

ASO (アプリストア最適化) を行うことでアプリストアからの流入 (DL数) を増やすことができます。ASOの重要性や、方法など詳しくは「ASO (アプリストア最適化)とは?広告に頼らずDL数を今すぐ上げられる裏技を一挙紹介!」をご覧ください。

広告流入

SNSなどの広告プラットフォームを活用するのであれば、より多くの新規ユーザーにアプリのDLを働きかけることが可能になります。

口コミ流入

ゲームスタイル研究所による調査では、アプリをダウンロードする際、友人や知人、家族の評判・口コミを参考にする人がおよそ4割いることがわかっています。特にゲームアプリ分野ではコミュニティマネジメントも重要視することが大切です。

最後に

いかがでしたか?各KPIを正しく設定することで、KGIを達成するまでのスピードが大きく改善されます。今回紹介した記事を参考に、KPIを設定してください。

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